友達申請 ページ23
Aサイド
「じゃあ、涼介
友達登録するから
コード教えて！」
別に怒っていたわけじゃない
けど、
タメ口が慣れていないのと
呼び捨てがなんだか照れくさくて
ちょっとぶっきらぼうになってしまった
山「28467395かな」
「ありがとー
よし、これで申請した
許可して！」
山「したよー」
「じゃあ、これで、
いちと涼介、戦隊に誘うから
そこから、涼介が誘ってくれるー？」
『いや、それは無理だよ』
？？
無理なの？
『たぶん、誘う人が全員を誘わないと行けないはず』
まじか…
意識してるわけじゃないけど
知念さんを友達登録ってなると緊張する
でも、みんなの共通の知り合いってなると
私になるから
私がその役目になるしかない
少し緊張しながら
声をかけようとしたら
知「ちょっとまってねー
コード見て見るから」
「あっ、ありがと」
緊張のあまり、声が上ずってしまった
たぶん、いちは
何かを察してしまった気がする
知「16032502かな」
「ありがとー
じゃあ、申請したから
許可して！」
知「おけ、したよー！」
「じゃあ、みんな誘うので
入ってください！」
山「いち、レベル高！」
『涼介もなかなかに高いじゃん
まあ、私ほどじゃないけど』
知「みんな高いなー
足引っ張らないようにしないと！」
とかなんとか言ってるけど
みんな当たり前に
私よりレベルが高い
なんだよ！
知念さん
このゲームあんまりとかゆってたの
嘘かよ！
こうして、ゲームが始まった
みんな、ゲームしか見てない
この時、
スーパースター2人と
ゲームの友達になったことを
私が
必要以上に気にしていたのは
多分誰も気づいていないだろう…
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作者名：もうふ | 作成日時：2020年1月18日 21時
