4. ページ4
家に着いてから1時間後。
家の電話が鳴り響く。
「…あ、見つかったんか」
わたしは急いで階段を駆け下りて電話を取る
「もしもし…」
「こんにちは。○○駅の神山と申しますが、A様のご自宅でお間違えないでしょうか？」
さっき対応してくれた神山さんが電話をしてくれたみたいだ。
「あ、そうです。」
「先程お申し出ありました携帯電話見つかりましたのでご連絡致しました。明日でしたらこちらの駅で預りができますがいつ頃取りに来られますでしょうか？」
軽いスマホ依存症の私にとってスマホが明日までないのはかなり痛い。
「わ、よかったです。ありがとうございます。えーっと今日受け取ることはできるんですかね、？」
「あー、本日は終点の○○駅で預かりになってしまうんですよ、もし本日中にお受け取りになりたい場合○○駅まで行って頂かないと、」
「あぁそれで大丈夫ですよ、受け取りに行きます。」
「かしこまりました。御足労おかけして申し訳ございません。○○駅に連絡しておきますのでー…えーっと…ご乗車になった電車の担当車掌が 重岡 という者になりますので○○駅の窓口にて重岡を呼んでいただければお受け取りになれます。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「ご迷惑おかけし申し訳ございません。それでは失礼致します。」
「失礼しまーす…」
受話器をおいて出かける準備をすることにした。
「…まぁしょうがないか、」
かなりめんどくさいが今日中にはスマホを受け取りたいので妥協をするしかない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梨 結 | 作成日時：2022年9月22日 18時
