ジミンペンなメイクヌナを落としたい。 (ページ9)

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Jung kook side

最近のテヒョニヒョンは、なんだか変。

違和感、というか、いつもと同じような声色で明るい口調なのに、拭えきれない素っ気なさが時々顔を出す。

これは、過去にも似たようなのがあった。

デビュー前、元々の実力とビジュアルが凄かったテヒョニヒョンは、他のとこに取られるか心配だったらしい事務所に、シークレットメンバーとして扱われていて。

メンバーも実力の差に、圧倒されていた。

だから、テヒョニヒョンみたいに頑張らなくちゃいけないって、日に日に努力を重ねていって。

努力の末、多才な『黄金マンネ』ってあだ名がついた。

でも、それがいけなかったらしい。

その辺りから数ヵ月間、今日みたいな、テヒョニヒョンからの違和感ある接し方を受けられた。

その時は多分、嫉妬だったけど。

今は何でかわからない。

愛称を呼ばれてた、っていう事実かなって思ったけど、そこまで心の器は狭くない。

ただ、ヌナ絡みなのは確実だと思う。

ヌナもヌナでジミニヒョンのことで唇とんがってるし、テヒョニヒョンはそんなヌナに唇尖らせてるし、何か似た者同士だなって思った。