ジミンペンなメイクヌナを落としたい。 (ページ6)

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Tae hyung side

さっきから抑えきれない、胸辺りのドロッとした感情。

原因は、さっきAヌナの口から零れたジョングガの愛称。

裏での呼び名だったらしいそれに、ジョングクは頬ゆるゆる。

もしかしたら、俺も『テテ』って呼ばれてたかもしれない、っていう淡い期待でヌナに聞くと、普通に呼び捨てだった。

JH「どんまいテヒョン。おまえもめっちゃ頑張ってるよ。笑」

ユンギヒョンに撫でられ続けるジョングガを見てか、俺の頭はホソギヒョンの手でかきまわされた。

尖った唇は堪えきれないけど、なんだかんだ言っていつも慰めてくれるホソギヒョンに心があったまる。

TH「ヒョン、いつもありがとう」

JH「…おまえもジョングガも、大切な可愛いメンバーだから」

そう言ってくれたヒョンに、背中を押された気がして、頑張ろうと思えた。

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TH「ヌナ、」

『なんですか』

TH「超可愛い」

『綺麗とは言われたことがありますが可愛いは初めてですね。ありがとうございます』

いつもはユリヌナにメイクをしてもらってるけど、今日はAヌナ。

ユリヌナが急遽、熱で倒れた。

マネージャーのヒョンが病院に連れて行って、ユリヌナは仕事をお休み。

ジミナはめちゃくちゃそわそわしてて、ユリヌナがそれほど心配なんだなって。

そんな顔してたら、Aヌナの機嫌が悪くなるだけなのに。

可愛いと言っても何時もより冷たい対応なのは、絶対ジミナが原因。