ジミンペンなメイクヌナを落としたい。 (ページ4)

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tale two*零れた呼び捨てと愛称。ページ4

Jung kookside

今日は音楽番組に出る日で、ヒョン達と遊んでいると、何かに手が当たって怪我をした。

JK「ユリヌナ、血が出ちゃいました……」

『あぁ、Aさーん！！』

ホソギヒョンのメイクで手を離せないヌナは、Aヌナに手当てを頼んでいて。

久々ユリヌナの察する力に感謝と感激した。

手から結構な量の血が出ていたけど、切れ口は大きいものじゃなかった。

そう思うのに、少しだけ慌てるヌナが可愛かったから。

JK「…痛いです」

って言うと、慌てて優しくやってくれる。

ヌナに手当てしてもらった傷なんて、すぐ治りそう。

ヌナと二人で楽屋に戻ると、テヒョニヒョンが飛びついてくる。

……………ヌナに。

「ちょっとテヒョンさん、重いです。

メイク担当に抱きつかないで、そこにいるグクにでも抱きついておいてください」

ピタリ、と時間が止まったような気がした。

メンバーの動きも止まって、ヌナを見つめる。

当の本人は手の甲で口を抑えて、しまった、という顔をしていた。

JK「……もっかい呼んでください」

「………なにを」

肩をガシッ、と掴むと、わかりやすく目を反らされる。

でも、外れた敬語に動揺してるのは丸わかりだった。