第5話 ページ5
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「お姉ちゃん一人？俺らと楽しいコトしない？」
「……」
あー、夜中に出歩くんじゃなかった。
Aはコンビニを出て路地裏を歩いていたら、見知らぬ男数人に囲まれてしまった。
今更後悔しても遅いのは分かってるけど、最悪だ。
暗いせいで視界は悪く、得意の蹴りもかませないし、人気がないから助けを呼ぶことも出来ない。
「可愛いじゃん。結構好み」
「お金ならありますよ」
「いや、そこは金じゃなくて体で……」
「気持ち悪」
「は？」
「お前、なめてんじゃねーぞ！！」と、正面から男の拳が降りかかってくる。
目をつむって避けようとしたところ、Aは誰かに肩を抱き寄せられた。
ふわり。と、柔軟剤の香りが鼻を掠めた。
「コイツに手出したらタダじゃすまねぇぞ」
「ドラケン…」
気付いたら、仲の良いドラケンがAを庇うように立っていた。
そういえば、この近くにドラケンの家あったなあ……なんて、呑気なことを考えている間に、ドラケンは男達を倒していた。
「A大丈夫か？怪我はねぇ？」
「うん。怪我は無いよ。ありがとう助けてくれて」
「なら良いけどよ。女がこんな夜中に一人で出歩くんじゃねぇよ」
「パピポの新味出たって聞いて」
「お前なあ……」
そこから、ドラケンからの長い説教が始まった。
＿
「(コイツ、ホントに危なっかしいな……心配でしかねぇ)」
．
続く (更新停止中)
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葵乃透 - 夜空さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいのと同時に感謝の気持ちでいっぱいです☺️頑張ります！ (2021年10月1日 7時) (
レス) @page2 id: 72ef5fe1fd (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 葵乃透さんの小説どれも素敵で大好きです！応援してます！ (2021年9月30日 21時) (レス) @page1 id: df78dab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵乃透 | 作成日時：2021年9月30日 11時
