【PENTAGON】恋、イロイロ【短編集】

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ヨウォンside









3ヶ月後。





僕はすっかりカフェの常連になっていた。









3ヶ月前から変わったことといえば









｢おまたせいたしました、



今日もいつものですよね？









チャングさん｣









Aちゃんが、僕を本名で呼ぶようになった。









ヨウォン｢ありがとうAちゃん！



あれ、もしかして今日って僕がプレゼントした香水つけてる？｣







｢はい、よくわかりましたね！


とってもいい香りで、私すっごく気に入っちゃいました。｣









一週間前、Aちゃんの誕生日プレゼントに僕の好きな香りの香水をあげた。









こんなに仲良くなれた。









｢あ、そういえばこの前チャングさんが観たいって言ってた映画、次の火曜日の夜なら行けると思います⋯大丈夫ですか？｣







ヨウォン｢うんわかった。


詳しい時間はあとで連絡するね｣









この前連絡先を交換できた。


そして、デートの約束もした。









Aちゃんを知れば知るほど


僕はどんどんAちゃんを好きになっていった。









思ったより明るい性格で、話もよく合う。


辛いものが大好きで、よくお店巡りをしてるらしい。


けっこう社交的で、たまに連れてくるメンバーともすぐ仲良くなった。









｢デート、楽しみにしてますね｣








そう言って微笑むAちゃん。









ああ、本当に可愛い。









もっともっと仲良くなって







Aちゃんのことをたくさん知って




僕のこともたくさん知ってもらえたら









この気持ちを伝えられる日が来るのかな。









僕が気持ちを伝えて






君の気持ちを知れるのは









まだもう少し、先の話。

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