【PENTAGON】恋、イロイロ【短編集】

好きって言って【ユウト】 ページ44

(※紅一点です)









｢ジノオッパ、好きです！｣



ジノ｢うん知ってる、俺も好き〜｣









毎日恒例の私とジノオッパのスキンシップ(？)。




ほんっっっとにオッパが可愛すぎてつらい。





あ、好きっていうのはただ単に異性としてじゃなくて

なんだろう、ネコ可愛い好き！みたいな感じである。









私とジノオッパはおたがいそういう認識で毎日のスキンシップをはかっている。









ヨウォン｢ねえまたやってますよあの二人｣

ホンソク｢毎日やってて飽きないのかな｣









｢そこ二人全部聞こえてきてますよ！！


オッパが可愛いんだもんしかたない！！｣









せめてかっこいいと言え、とジノオッパに軽くツッコまれる。





すると、後ろからユウトが声をかけてきた。









ユウト｢またヒョンに好き好き言ってるの？｣


｢これやんないと一日始まったかんじしないんだもん〜

ってかさりげなく後ろからハグしてくるユウトも人のこと言えなくない？｣









そう、私とスキンシップが激しいのはジノオッパだけではない。









同lineのユウト。





何かあるたび私にくっついてくる。


こんなキャラじゃないはずなんだけどなあこの人。






自分で言うのもアレだが、ユウトは私にけっこうデレデレ(？)な気がする。








ユウトは基本クールなイメージだけど、なぜか私には他より少しデレ気味なのだ。









ユウト｢ほんっとにヒョンのこと好きだよね｣


｢好きだよだって可愛いもん｣






ユウト｢んー、じゃあイェナニヒョンは？｣


｢えー、好きに決まってるじゃん｣








向こうからイェナニオッパが


ありがとう〜、って手を振ってくれた。


ひゃあ可愛い。








・









ユウト｢じゃあ俺は？｣


｢え？｣







一瞬ピシッとその場が凍りついた。


イェナニオッパだけ唯一呑気に鼻歌歌ってるけど。



ヨウォンオッパなんて

きゃあっ、て⋯女子ですかあなたは。




そんな空気なんかお構い無しにユウトは私にどんどん詰め寄る。

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