【PENTAGON】恋、イロイロ【短編集】

俺のだよっていう証【フイ】 ページ5

｢どういうことですか、これ｣









フイ｢お、おおお落ち着いてA！違う、誤解！誤解だよ！｣



｢これのどこが誤解なんですか？


あと私は落ち着いてるのでオッパが落ち着いてください｣









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オッパが女性と2人でショッピングしているところを撮られてしまい、

ネットで拡散されてしまった。









写真に写っているのは


オッパと、私の知らない女の人。









どうしても本人から本当のことを聞きたくて


これ何ですか？、と写真付きで連絡したところ






今すぐAの家に行くから待ってて！！とメッセージが来て、

夜中なのに本当に急いで私の家に来てくれた。









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事務所はすぐに誤解だと発表したので、



騒ぎはそこまで広がらず、今は収まってきているようだ。









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オッパと私はもう2年付き合っていて





今までずっと仲良くいい関係で付き合ってこれてたと思ってたんだけど









まさか浮気されるなんて思ってなかった。






ショックで、涙も出てこない。









｢この人とデートしたの、本当なんですよね？｣



フイ｢デートっていうか、少し買い物に付き合ってもらっただけで⋯俺だけじゃ不安だったからついてきてもらっただけ！｣





｢なら私を誘えばいいじゃないですか。

どうしてわざわざ他の女性とショッピングなんですか？やましいことがあるってことですよね！？｣




フイ｢そういうことじゃなくて、｣



｢じゃあなんなんですか！この人のほうが大人っぽくて私なんかよりずっとずっとオッパとお似合いですもんね！？｣









もういいです、帰ってください


そう言って、オッパを家から追い出そうとする。









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フイ｢、っ違う！まってA

これには訳があって、｣







｢訳ってなんですか！？私に飽きたから他の女の人のところにいったんですよね？



本気で好きだったのは、私だけですか？｣







フイ｢⋯っ！｣









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気づいたら

私の頬には冷たい涙が伝っていた。

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