【PENTAGON】恋、イロイロ【短編集】

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声をかけられ後ろを振り向く。









目の前には知らない男の人が3人。









ほら言っただろ、可愛い子って！

マジじゃん超可愛い、



口々に話す男達。

男｢俺たちと一緒にランチでもどう？


楽しいところに連れてってあげるよ〜｣









急なことで焦る私。



怖い、どうしていいかわからない。









｢すみません、私今人を待ってて⋯｣





男｢えー誰、男？友達？


俺らと遊んだほうゼッタイ楽しいってー！｣









ほら！、と腕を掴まれ、ひっぱられる




｢や、やめてください！｣


男｢いいじゃん、お姉さん可愛いからイイトコに連れてってあげる！｣









どうしよう、









力で男の人に勝てるわけもなく




どんどんひっぱられてく。





本当に連れて行かれる、









誰か、





誰か助けて。









・









男｢痛っ！！｣



突然男の手首を誰かが掴んだ。









ユウト｢すみません、その子俺との約束があるので離してもらってもいいですか？｣








｢⋯っユウト⋯！｣









男｢あ？なんだオマエ、この子の彼氏サン？

せっかく俺らと一緒に遊ぼうとしてたのに邪魔しないでよ｣









ユウト｢この子の彼氏です。




この汚い手、早く離してもらえます？

それと、二度と近づかないでもらえますか？｣









男を掴む手に、さらに力を入れるユウト。









男｢いてててて！何だよクソ！

わかった離すよ離すよ！！！だからてめえも離せ！｣




男は私を掴んでいた手を離した。



するとユウトも男の手を離す。









くそっ！と捨て台詞を吐き、男達はどこかへ逃げて行った。

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