【PENTAGON】恋、イロイロ【短編集】

【リクエスト】ペペロゲーム【キノ】 ページ28

(※紅一点です。)




｢TENTASTICK！アンニョンハセヨ！PENTAGONイムニダ！｣









只今、vlive中。


全員揃っての配信はひさしぶりだ。






ガヤガヤとしている中、フイオッパが声を大きくして今日の説明をする。









フイ｢今日はみんなでゲームをしていこうと思います！｣








やったー！、ええ〜、と盛り上がるメンバー達。









キノ｢今日は何をやるんですか？｣









フイ｢今日はまず、ペペロゲームをしたいと思います。｣





ホンソク｢The・王道！｣




フイオッパの言葉で、みんなさらに盛り上がる。









ヨウォン｢はいはいはい！もちろんAともできるんですよね？｣





｢私はやらないです。


盛り上げ役にまわろうと思います！｣







私はウソクの後ろに逃げる。

もともとこういうのが苦手な私。



なんとかしてこのゲームを回避したい⋯。







王道かつ鬼畜なこのゲームは私にとってなかなかの難問である。









しかし、



ジノ｢だーめ、Aも参加するんだよ｣








ジノオッパに捕まえられ私は元の位置に戻された。









フイ｢全員強制参加でーす！

まずこの箱に入ってるボールを一人ひとつずつ取ります、

そして同じ色のボールを引いた同士がペアになり、ペペロゲームをしていきます。

いちばん短い人が優勝だから、みんながんばろーう！｣









それじゃ引いてって！という言葉を合図に、フイオッパが持っている箱から各々ボールを取り出す。









・









シノン｢あ、俺ピンクだ

ヒョン何色ですか？｣


ジノ｢俺青だった⋯ちょっとまって、ペアウソクじゃんアイツ青持ってる｣


ウソク｢ジノヒョン〜ペアですね！｣









どんどんペアが決まる中、私がボールを引く番になった。









おねがいします、安全圏のユウトかイェナニオッパとペアでありますように⋯！！









・









・









これだ！

えいっとボールを引く。









私が引いたボールは白だった。








白、白、



白のボールを持ってるのは⋯









・









キノ｢A、俺らペアだよ。

俺も白引いた｣









｢まじ、で⋯｣









超危険人物、キノの手には白いボールが握られていた。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す