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『疲れたぁ〜…』
カフェの営業を終え、
ヘトヘトになって帰ってきた。
一目散にお風呂に入った私は
最近ネットで買った流行のルームウェアを着て
濡れた髪をタオルでゴシゴシ拭きながら
冷凍庫を開ける。
『ん〜…、今日はソーダ味にしよう！』
あの日々以来、マサくんの嗜好が
すっかり私にもうつってしまって
お風呂上がりにアイスを食べないと
気が済まなくなっていた。
太るなぁ…、と思いながらも
こうしてテレビを見ながらアイスをかじると
隣にマサくんがいるような気分になれるので
ついつい食べてしまいます(笑)
RRRRR.....
『ん？電話？！！』
マサくんからだといいなぁ、と
淡い期待を抱きながらスマホに駆け寄る。
画面に表示された愛しい名前を見て
期待通りの結果に思わず頬が緩んだ。
『もしもし！マサくん？』
窪「あっ…、こんな時間にごめんね？
もう寝るところだった？」
『いえ、ついさっきお風呂からあがって…
今ちょうどアイス食べてます(笑)』
え！いいなぁ！と羨ましそうに反応する
マサくんの弾んだ声が可愛い。
窪「相変わらず忙しい？」
『いえ、最近は落ち着いてきましたよ！』
窪「そ？ ちゃんと休めてる？」
『はい、定休日の営業はやめました(笑)
マサくんこそ甘い物とお肉だけじゃなくて
栄養のあるもの食べてますか？』
窪「いや…、偏食気味かな(笑)
Aちゃんの手料理を欲してる(笑)」
マサくんの声の後ろで
炭酸水を開ける音が聞こえた。
続けて、パタパタと
スリッパを鳴らして歩く足音と
パタンと閉まるドアの音が聞こえて、
一気に しん…と静かになった。
『今…、寝室にいます？』
窪「え？！！ あぁ、うん！
すごい、よく分かったね！(笑)」
『静かになったから、そうかなって(笑)』
マサくんの寝室か… どんな感じだろう？
窓の大きさとかベッドの色とか。
…あああ、変な妄想はやめておこう！(笑)
窪「あの…、ところでAちゃん、
来週のクリスマスなんだけど…」
『はい…、っえ？！！
もうクリスマス来週ですか？！！！』
カレンダーに飛びついて25日を確認する。
わ！！！ 来週の火曜日？！！
もちろんクリスマスに向けて
店内の飾りつけやレイアウトを変えていたし
意識はしてたけれど…
まさか当日がこんな間近に迫ってるなんて。
気づかなかった…
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おじょう(プロフ) - こなすさん★ご無沙汰しています。お身体の調子は大丈夫でしょうか？久しぶりに逢いにきてしまいました(*^^*) (2019年5月22日 19時) (
レス) id: 1c4a6319b1 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - はじめまして。一気に作品を読ませていただきました。とてもとても素敵な作品で心が温かくなりました。作者さんの人柄だったり経験だったりが前面に溢れ出る素敵な作品なのだろうなと思いました。この作品に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました！ (2018年11月25日 23時) (レス) id: 7cdfb99ab3 (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - 中3のわかなです。！実は私2ヶ月前に肺がんのステージ4と診断され、病院に入院しています。治る見込みは少ないと言われ落ち込んでいた私を元気にしてくれたのはkonasuさんのこの小説でした。本当に感謝しています。konasuさんも病気と闘いながら頑張ってください！ (2018年9月18日 1時) (レス) id: 7ee2ac1e66 (このIDを非表示/違反報告)
ポメ - こなすさんお疲れ様でした；；この作品が終わっちゃうのが少し悲しいですが、とても面白かったです！。素敵な作品をありがとうございました！ (2018年8月14日 10時) (レス) id: e76e17932f (このIDを非表示/違反報告)
おじょう(プロフ) - こなすさん、お疲れ様でした！！そして、本当に沢山の癒しと感動と愛をありがとうございました★完結嬉しいけど、やっぱり寂しいです(笑)こなすさん大好きです★★★ (2018年8月10日 12時) (レス) id: aece03adca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ko*nasu | 作成日時：2017年7月13日 1時
