TOP4の年長組と○○してみた

！ 拾われてみた(ペット注意) ページ25

銀狼さん、ご期待に添えましたでしょうか？！
これは書いてて胸がキュってなりましたね。


(今回はAがペットとして拾われます！)
ーー

Uszw

とても快晴のある日、ダンボールに入った猫を見つけた。

「うち来るか〜」
「にゃん」

とても可愛らしい返事だ。そうとなれば病院に行き諸々検査をしてからうちに連れて帰ろう。
病院では特に異常は見当たらなく、注射も大人しかった。

「君のお名前、どうしようかな……Aなんてどう？」
「にゃん」

そーかそーか！良かった。この返事は気に入ってくれたのだ思う。

「今日はもう疲れたろ、部屋別途にするからそこでおやすみ…お？」

しがみついて離れてくれない。
潰さないか心配だ。この子がぐっすり眠ったら部屋に移動しよう。
ー
私は何度も転生してる、いわゆるウン万回生きた猫みたいなもん。いつもの如く捨てられた。
でも、決まって飼い主は、この人。

「うち来るか〜」
「にゃん」

行きたい。また会えたね。
短い間だけど、よろしくね。




Gtmn

土砂降りのある日、いつものようにロードバイクの帰り道。道端にあるものが映りこんだ。ぐしょぐしょに濡れて今にも崩れそうなダンボールに入れられたワンコ。
これは、一旦動物病院に連れていかないと。

「ワンコ〜怖くないからね、少しの間寒いけど我慢出来る？」
「わん」

少し元気なさそう。急いで連れていかないと。
診断の結果は栄養失調のみ。どこも体に以上はなかったみたい。よかった。

「ん〜家くる？」
「わん！」
「はは、そうかそうか。よーし、今日からお前の名前はAだ！」
ー
初めて転生した時は本当にびっくりした。でも、仕方ない。ぼんやり覚えてるのはとても優しい男の人に拾われてる事。
今日は土砂降りだ。さむい…。

「ワンコ〜怖くないからね、少しの間寒いけど我慢出来る？」
「わん」

この人だ。毎回拾ってくれる優しい男の人。うん。合ってる。この優しい匂いは、紛れもない。
今度はこの人と一緒の人生を歩んでみたい。4本足なんかじゃない、2本足で立って歩いて、同じように歳を重ねたい。

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