∞忠義くんがちび義くんに∞２ (ページ11)

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おさんぽページ11

すばるside

今日はこの季節では珍しいほどのいい天気

気温も高めでいつもより薄着でも大丈夫そうや

こんな天気のいい日はゆっくり昼寝でもしたいとこなんやけど、

信『ゴロゴロしとらんとたつと遊んだってや！
これから掃除するから外で遊びや！』

って、信五からケツ叩かれてん…

結局年下組は掃除に駆り出されて、俺とヨコとたつで散歩ってわけ

た『お外きもちいいね！』

裕『せやな～』

す『でもやっぱり寒いわ…』

いつもより薄着でも大丈夫ってのは撤回

俺寒がりやから…

す『てかどこ行くん？』

裕『んー…あんまり、金持って来んかったからな～』

た『こうえん！こうえん！
こうえんいきたーい！』

裕『公園か、ほな行くか！』

た『やったー！』

子連れなんやからそうなるよな

公園につくと全然人はおらんくてガランとしとった

貸し切りやな(笑)

この時期わざわざ公園に来るやつって普通おらんもんな

す『さむっ…』

そう言ってベンチに腰かける俺とは裏腹に

裕『たつ！ブランコ乗ろうやー！』

た『のるのるー！』

と、めっちゃやんちゃな二人

子どもかっ！

って、たつは今子どもやったんや

裕『すばるは乗らんかー？』

す『俺はええわ…ここで見とる…』

あいつら親子ほど年が離れてるのに親子と言うより兄弟みたいやわ(笑)

た『よかぁまくんおしておして！』

裕『よっしゃ！しっかり捕まっとけよ！』

た『おん！』

まぁ、たつが楽しそうやからよしとしよか

続く。