〇１７ ページ17
祥太side
朝早く、俺は家を出た。
あんな家で一週間過ごすなんて、とても考えられない。
全ての人に気を使わなければいけない。
そんなの気が狂いそうだ。
俺は不安を抱えながら、Aと住んでいる家の方角へ向かった。
歩いてる人はほとんどいない。
会うのはジョギング中の人だけ。
それから3分ほど歩いて家は目の前。
そのとき、俺は家から出てくる見慣れた後ろ姿を見た。
祥太「…A…？」
俺は疑問に思ったが、Aに会えた安心感の方が強かった。
祥太「A！」
名前を呼び、Aの方へ駆け寄った。
しかし…………
A「…しょ、、た」
Aも走り出していた。
祥太「…っ！？なんで、A逃げるんだよ…！」
Aの背中を追って走り続けて、やっとAを捕まえた。
祥太「A…なんで、逃げたの…」
A「祥太に…会わない方がいいと思った…から…」
祥太「なんで…」
A「私、苦しいの…。本当は祥太と離れたくないっ。でも、祥太は戸塚家に生まれたから…これからもこういうことがあると思う。その時1回1回苦しんでたら、私、もう、我慢出来ない…。こんな思いするなら、私達、離れた方がいいのかも知れなっ…///」
俺はAの苦しみを初めて知った。
Aの口から出た初めての弱音。
それをそっと塞ぐようにキスをした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
JUMPBlueLOVE - 返信遅れてすみません(汗)読んでいただきありがとうございます！キュンとしていただけてとても嬉しいです！これから急展開になっていくので、是非最後までお付き合い宜しくお願いします！ (2017年6月3日 19時) (
レス) id: da0d8f3e5a (このIDを非表示/違反報告)
いのおえぶり。 - あぁぁぁ･･･////戸塚様と結婚ですか。。。。伊野尾担なのに･･･めっちゃ切キュンした。。 (2017年5月30日 0時) (レス) id: 1194e7ebb9 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPBlueLOVE - 雨ノ宮心音さん、教えていただきありがとうございました。すぐに変更致しました！ごめんなさい！ (2017年4月15日 22時) (レス) id: da0d8f3e5a (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮心音(プロフ) - A.B.C-Zってアイドルのグループですよね？私アイドルにはあまり興味ないので分からないですが……。実在する人物なのでオリジナルフラグを外してください(;＞_＜;) (2017年4月13日 7時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
★Ally★(プロフ) - わかりましたありがとうございます (2017年4月4日 14時) (レス) id: ced09a4e69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：JUMPBlueLOVE | 作成日時：2017年3月30日 19時
