浮気されてるよ？ Ryosuke.y

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教室に着いた


私は一呼吸おいてドアをあけた



まな「涼介、A〜
おっはよ
昨日何で帰ったの？
体調悪くなっちゃった？」



いつもと変わらず話しかけてくるまなみ


あ「ちょっと熱っぽくて帰っちゃったの…
ごめんね」



慧「A〜
良かった今日来れたんだ

心配したんだよ？」



は？なにそれ
二人で一緒に居たくせに心配とか嘘でしょ



あ「うん、ありがとう」



聞けなかった

いざ二人を目の前にすると浮気してるの？なんて聞けなかった…




まな「一時間目から数学とかダルいね〜」


慧「まなみは頭悪いからなぁ笑
俺さぼろっかな〜」



まな「じゃ、私も〜
Aと涼介は単位危ないからちゃんと出なよ〜笑」



今の考えたら浮気する時間いっぱいあったじゃん


こうやっていつも2人は授業中抜ける



帰りだってまなみと慧が同じ方向だから途中から2人で帰る




何で気付かなかったんだ私は…



涼「大丈夫？」


呆然としてる私を見て声を掛けてくれた涼介




あ「涼介〜私全然気付かなかったよ…
まじバカ」




涼「バカなのは昔からだよな」



あ「うるさい。あんたも負けてないでしょ笑」



涼「お前には負ける。笑」


久しぶりに笑った気がした
昔から一緒で私の性格を知ってる涼介だからだよね
本当にありがとう…






あ「私ちゃんと二人に聞いてみるよ」



涼介「俺も行くよ」



慧とまなみは４時間目に入る頃帰ってきた



慧「はぁ〜寝た寝た。」



まな「寝過ぎたよね〜」


浮気に気付いてから見るとわざとらしくてしょーがない






あ「あのさ、今日２人に話があるんだけど時間ある？」




まな「なになに？気になるから今言ってよ〜」



慧「急に真顔になっちゃってどうしたの？
変なA〜笑」





あ「結構まじめな話だから２人にちゃんと聞いてほしい」



まな「涼介なんか知ってんの？」




涼「後で話すよ」




まなみが急に機嫌が悪くなったみたいだった





そんな事気にしない





はっきりさせなきゃ…

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