情報屋。【ヒロアカ】 (ページ10)

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タバコが十本ページ10

音が聞こえて男はダランとする

『大丈夫大丈夫w脳みそが壊れただけ、心臓は動いてるよ～まぁもう時間の問題か』

アタシは立ち上がり

また扉を探す

《なんでこんなことしたの！？人をコロした！！》

またガキが騒ぎだす

『まだ生きとるわ、それにソイツから襲ってきたんだ正当防衛でーす』

《でもちがうやりかたがあった！》

『どんな？アイツ復讐しか頭になかったぞ』

あ，扉あった

アタシはハシゴを登り

扉を開ける

…

…

地上に出て街を歩く

何食おっかなー

《やだやだ！！》

…

『何がやなの』

あれからずっと騒ぐガキ

煩いなー

《ちゃんとつぐなって！！》

ほら，でた

いつも私が悪い事をするとこう言って償いをさせようとする

『あ”～…ハイハイ何すれば良いの？』

やんないとずっと煩く言ってくるから指示に従う

《んー…あっ！あれが良い！》

指をさすガキその先を見れば

青年「募金お願いしまーーーす！！」

そこには募金活動をしている青年が

周りの人間はその声を無視して歩いている

『募金かよ…』

《早く早く！！》

急かすガキ

『募金っていまいち信用できねーな』

《こせいつかえば？》

『いちいち覚えること増やしたくねーよ』

まぁコイツが黙るなら良いかちゃっちゃと終わらそう

青年「募金お願いします！！！」

声が少し掠れてる

金も集まってねーし

皆知らんぷりしてんな

つーかよく見たらコイツの服少し汚れてるし

見た目からして成人済みか？それにしては痩せてんな

なーんか訳あり？

ま、知らねーけど

『ねぇ』

青年「は，はい！すみません！あっ許可なら取ってます…」

マジかコイツ←

ちょい話しかけただけで謝るとか

『違うから…募金する』

アタシは革袋を取り出す

青年「え…ええっ！？本当ですか！？ありがとうございます！！！この募金はご飯の食べれない人達や怪我の治療や子供が勉強する場所を作る為に…」

『そうゆうの良いから…アンタ外人？』

青年「はい！初めて日本に来ました！」

『日本語うまいね』

青年「エヘヘ、たくさん勉強して，だけど誰も話しかけてくれなくて…貴女が初めて話しかけてくれました！」

『へー』←

『じゃあはい』

アタシは革袋の中から札束を取りそいつに渡す