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星を眺めて…90 ページ9

ティ「……」


ティーチは私を無言で見つめる



『ッ…私,サッチの所に行くね!』


私は逃げるようにその場を立ち去った



ティ「…チッ」









……



………



ー夜食堂にてー




【ガヤガヤ】



今は夜…私は食堂でご飯を食べていた


ここは賑やかだ


でも私の胸騒ぎが消えることはなかった



『…』

私はただ黙って食べ物を口に運ぶ



白「…A…どうかしたのか」


今日は父さんの隣に座っていた


酒を飲んでいる父さんが私に話しかける



『え…っと…』


話した方が良いかな



『あのッ』


でも…もし私の勘違いだったら?



『…』


白「?」



今私は、記憶が消えかけているし
それで胸騒ぎが止まらないだけかもしれない




まだ確信を持ててない


『なんでもないよ!(ニコッ』



私は笑顔で父さんに答えた



白「…A」


エース「Aーー!!」


父さんは何か言おうとしたがエースが来て口を閉ざした


『エース…どうしたの?』


エース「いや!お前と話そうと思ってよ!…あっ悪りぃ オヤジとなんか話し中だったか?」


『ううん何も話してないよ』

白「…」

【グビグビ】
父さんは酒を飲む


エース「オヤジぃ!酒なんか飲んで大丈夫なのか?」


白「たりめぇだ 酒は百薬の長って言うだろう」


エース「飲み過ぎってどうなんだ」


白「これくれぇは許容範囲だ」


エース「ぜってぇ嘘だ!」←




『もう…』



嗚呼…いつもは楽しい食事のはずなのに…


胸騒ぎのせいで…


料理も味がよくわからない



『…』


【かちゃかちゃ】


食べ物をナイフで切って


【グッ】


フォークで刺す



【パクッ】


そして口に入れる


【もぐもぐ】


噛んでも噛んでも

味がよくわからない


ただ不安が大きくなるだけだった




……



………




【バタン】


食事を早めに終えて、私は自室に戻ってきた



【バフッ】


そしてベッドに倒れ込む



『はぁ…』




『もう寝よう』


少し早いがもう疲れたから寝る




私は部屋の電気を消す



『…』


明日になれば…



明日になればこの不安や胸騒ぎが消えているに違いない



『…』



大丈夫…大丈夫…












【カチ、カチ、カチ】


部屋に時計の秒針の音が響く



『…』



眠れない



『…』



眠れない



私は時計を確認した



時計の針は午前1時を指していた




結局胸騒ぎのせいで眠れずに時間が過ぎて行く

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設定タグ:ONEPIECE , トリップ , エース   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ワンピースラブ子 | 作成日時:2018年10月28日 15時

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