貴方と星を眺めて《ワンピース》３ (ページ18)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,198 hit

星を眺めて…99 ページ18

…

……

…

『んっ…？』

ここは？

「！お目覚めですか？主様」

スッと私の前に顔を出すヴィルゴ

私は辺りを見渡す

『…私の部屋…』

「はい主様が眠られた後私が事情を説明し此方に運びました。今は、甲板で皆様集まりサッチ様が説明をされています」

【ギシ】
ベッドから起き上がる

『じゃあ私も行かないと…』

「…お体は如何ですか？」

ヴィルゴが身体を支える

『ん，もう大丈夫(ニッ』

【ガチャ】

『あ、そうだ』

「？」

『ヴィルゴ，私とサッチを助けてくれてありがとう！』

私はヴィルゴの顔を見る

「ッ！…いえ此方こそ…ありがとうございます主様」

彼女は綺麗に微笑んだ

…

……

【ガチャ】

私達は外へと繋がる扉を開ける

【ざわざわ】

どうやらサッチは説明を終えたようだ

『やっぱり…』

想像はしてたが

荒れてる

「ちくしょう！あの野郎…！」

「サッチとAちゃんになんて事してんだよ！」

「家族だと思ってたのに…！！」

みんな怒ってる…当たり前か

サッチ「ッ…！Aちゃん！！！」

サッチは私に気づき私を呼ぶ

周りも気づき私に

大丈夫か！？

良かった…

Aちゃん！

っと声を掛ける

『うん大丈夫』

私はサッチのいる方へ歩く

ヴィルゴも私の後を歩く

隊長達を見たみんな申し訳なさそうな顔をしている

みんなは悪くないのに…

『？』

あれ？…1人足りない…

『(エースが居ない、どうしたんだろ』

サッチ「さっきも言ったが…Aちゃんとヴィルゴちゃんが居なかったら今オレはここに居ない…」

サッチは言葉を続ける

サッチ「ティーチは…あいつはオレを…オレ達家族を裏切った」

【ざわざわ】

家族を裏切った、みんなその言葉に反応した

白「…」

…父さんも顔が暗い

『ねぇ…マルコ』
私は小声でマルコに話しかける

マル「どうした」

『エースはどこ？居ないみたいだけど…』

気になっていたので聞いてみた

また嫌な予感がする

マル「あー…あいつならサッチの話を聞いて走ってどっかに行った止めたんだが…」

【バンッ】

突然後ろのドアが勢いよく開く

みんなそちらを見る

エー「…」

エースが居た

『！』

マル「エース…」

【ズンズン】

エースは早足で私達の元へ来る

エー「！…A」

『エース』

エースは私に気付くが、みんなの方を向き

【ガバッ】

頭を下げた