星を眺めて…98 ページ17
エースside
マル「ッあぁわかってるよぃ！」
！？
イゾ「さっきの銃声だろう？船中に響いてたさ」
リサ「私達もそれを聞いてさっきそこで会ったのよ」
そうだったのか
『なぁどっから聞こえたんだ？あれ！』
イゾ「多分、食堂だ…行くぞ！…リサは戻ってた方が良い」
イゾウはリサを見る
リサ「心配してくれるのは有り難いけど 私はナースだけど医者でもあるわ！怪我してる仲間がいるなら助けるのが私の仕事」
マル「分かったよぃ！じゃあ俺たちの後ろにいろ行くぞ」
【ダッ】
俺たちは食堂へ向かった
その道中で音を聞いた仲間が他に居た
【ドタドタドダ！！】
廊下に大勢の走る音が響く
『ッ見えたぞ！』
食堂の扉が見え走るスピードを上げる
【ポロロン…】
ピタッ
綺麗な音が聞こえた
みんなにも聞こえたみたいで、走るスピードを落として気づいたらそこに立ち止まってた
［___________♪］
歌も聞こえる…子守唄か？
［__________貴方を見守りましょう
貴方と共に生きましょう
星から見守り
月が沈もうとしていても
太陽が昇ろうとしていても
私達は見守り微笑むでしょう…
星を愛する貴方…嗚呼愛しい子…
貴方に愛を幸せを届けましょう
雨空でもいい…曇り空でもいい
どんな季節…どんな空模様でも
貴方に光を捧げましょう
嗚呼私達の愛しい子___________］
…気づけば…
『…』
俺たちはその歌に聴き入っていた
多分ここにいる全員が思ってる
［嗚呼…なんで美しいんだろう］
【グッ】
俺たちはまた足を進める
そして開いているドアの前に立つ
そこには3人の人影があった
『サッチ！』
床に倒れているサッチ
マル「！A！」
俺はAの方を見た
Aはグッタリとして
女の腕の中にいた
コイツが歌を歌ってたのか？
イゾ「なぁお嬢さん、アンタ何者だ？」
「…」
イゾウの声を聞き女は振り返る
そしてAを抱き締めたまま口を開く
「お初にお目にかかりますわ…私の名はヴィルゴ
主様…A様に召喚されました星霊でございますわ」
窓から月明かりが差し込み
Aと女を照らす
「以後お見知り置きを…」
女は優しく微笑んだ
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作者名：ワンピースラブ子 | 作成日時：2018年10月28日 15時
