また明日（all） ページ13
『…、…？』
朝なんだろうか…いや、きっとそうなんだろう
窓から差し込んでくる眩しい光によって私はきっと起きた
少し上半身を起こすとふと隣に何かがいると気づく
隣に目をやれば黒いネコだった
首には何故か破れかけの黒色のストライプ柄のリボン
そして、キラキラとまあ目立つだろう宝石のようなものが
私はこの猫の飼い主だったんだろうか
そもそもここは私の家なのか
様々な疑問が頭の中を埋め尽くすが、せめて情報を収集しようと私は辺りを見渡した
そして異常な光景に私は目が止まる
それは異常としか言いようがなかった
壁一面にこれでもかというほどにメモ用紙が貼られていた
思わず私は言葉が失い、そして考え込む
『…こんなにたくさん、…私の家、だとして…そうだとしたら…』
…なにか今の記憶が無い私のヒントになるか
無意識に私はその壁に歩みを始めた
そしてその壁に寄れば沢山のメモ用紙の一枚一枚の文字を見逃さぬように目を凝らして見る
_ユウ、グリム、そして自分は同じ寮_
少しパズルのピースが埋まったような気がした
それと同時に知らないワードにこんがらがってしまう
ユウ？グリム？同じ寮？
ということはここは家ではなく寮？
そもそも自分は学生だった？
…頭が可笑しくなりそうだ
お先真っ暗だと感じてしまう私を現実に戻す強烈な音
それはドアを叩きつける音だった
…どこから、…というか誰が…
そんな疑念を抱えながらも音のする方に向かえば玄関らしき…いや玄関か。
玄関のドアを開ければそこに居たのは
癖毛の赤髪にフェイスペイント？なのかハートが特徴的な男
そしてその男とは反対に青髪にフェイスペイントがスペードが特徴的な男だった
この人達は…私の知り合いなんだろうか？
誰なのかさえも分からないので「おはようございます」としか言えない
『…おはよう、ございます。』
そう言って黙ってしまう私にまるで予想してたかのような顔をする二人
「おはよー、取り敢えず説明するから中に入っていい？」
「おい待て！そんな言い方では誤解するかも知れないだろう！」
なか、よし…なんだろうか…(困惑)
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いろは - 大丈夫です！！ありがとうございます！！！バッドエンド大好きです！！！！！！ (2020年8月18日 7時) (
レス) id: d8a4fae0c0 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子(プロフ) - いろはさん» はい！了解しました！（こちらこそ語彙力が無くてすみません…） (2020年8月17日 21時) (レス) id: 4ddb2ce9e7 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - あの､好きですの話いまいち分からなくて、、、、すみません (2020年8月17日 19時) (レス) id: d8a4fae0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2020年8月4日 23時
