超絶下品系男子【レッド】

●腹立つおっさん ページ41

あのセクハラじじい、



さっきからAのお尻触ったり、



肩を抱いて鼻の下伸ばしたり…



見るに耐えられへんから、腕を掴んだ。



すばる「ここ、美容室やぞ。



そんなんするなら、セクキャバでも行ったらどないや？？」



都「痛い、痛い、痛いっ！！



これは暴力だっ！！警察呼んでくれっ！！」



ちょっと強く腕を掴んだだけやのに、大げさに騒ぐえろじじい。



すると奥のスタッフルームから、



店長らしき人が走ってきたので、



すぐに腕を離した。



店長「あっ！！都様！！



いつもご来店ありがとうございます。



どうかなさいましたか？？」



黒ぶちメガネで、黒髪パーマ、おしゃれヒゲ



おまけに黒スーツに白シャツ。



ちょっと気の弱そうな若い店長が、あのスケベじじいに媚びている。



都「僕は何もしてないのに、



この感じの悪い客がケンカ売ってくるんだよ。」



この店の常連客かなんか知らんけど、



俺を小馬鹿にしたように笑うからめっちゃ頭にきた。



すばる「は？？何ぬかしとんねん、おっさん。



さっきからAの尻触ったり、肩抱いたり



セクハラしとったやろうが！！」



店内全員の視線が一気に集中する。



都「キミは何を寝ぼけた事を言ってるのかな？



呆れて何の言葉も出て来ないよ。



Aちゃん、僕セクハラしたかな？？」



A「……‥‥。」



Aは目を泳がせて下唇を噛んだ。

＊救世主？？→←＊マズイ展開

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す