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「せっかくだから寄ろうぜ!」

「いいけど翔さん明日仕事早いんじゃないの?」

「午後から」

「え!なんで嘘ついたの!?」

「あーでも言わないと調子に乗って飲ませようとする人はいるし、運転する人がいなくなるし、代行は高いし」

「なるほど…」

「要するにケチなんだよ」
研二
「翔さんあそこ駐車場ある」

「なんか勿体無いような」
研二
「路上駐車するわけいかないでしょ〜仕方ない、駐車料金は出してあげる」

「いいよ、自分で出します」
豊/研二
「あざーっす」

駐車場に車をとめ、貴重品だけを身に着け車を降りる


「おい、車もう止めたんだからため息つくなよ」

「ごめん、まぁいっか」

「そうそう、Aの歓迎会なんだからな!」
研二
「そういう喜矢武さんは何もしてないけどね」
A
「寒い…」

「…大丈夫?」
A
「うん。わぁ…綺麗」

「そうだね」
A
「こんなに綺麗だと…なんだか現実じゃないみたい…」

「え?」
A
「この仕事に入ろうと勉強して就職して、淳君と再会して、歓迎会やってもらって、不安だらけで怖かったはずなのにこんなに楽しい時間もらって綺麗な景色…夢みたい、本当に全部夢で目覚めた時淳君がいなかったら…
ごめんね、なんかちょっと不安で弱気な事いって…マネージャー失格だね」

そういうとAはハハっと軽く笑った。その横顔は、少し悲しそうだった。

「やる前から失格とか、そんなことないと思う。不安なのは凄く分かるんだけど…
だって、完璧な人間なんていないと思うから、そんなに完璧じゃなきゃいけないなら機械でも使えばいい、でも完璧ってマニュアル通りのものだけだからきっと、新しい感動とか生まれないと思う…。」
A
「淳君…」

「だからさ、僕不器用だったりするけど、一緒に頑張っていこうよ」
A
「一緒に…?」

「うん、よろしくね?僕等のマネージャーさん」

Aの目から涙が溢れていた。
何故だかいままでの緊張が一瞬にしてとけたようだった

淳はメンバーに気づかれていないか辺りを見回す。研二や豊は全く気づいていないが翔はこちらをみていた

翔は悲しげに微笑むと、口をパクパクさせた
その口は頑張れと言っているように見えた

淳はメンバーが先に車に戻ったのを確認して、そっと、Aと唇を重ねた




その頃…

豊「ん?何かポケットに…何だこれ…領…収、書?…はぁぁぁん!?」
翔「�・♪」
研二「あっはーw」

End

1(喜矢武さんとの話)→←6



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匿名希望 - 続き、気になります。 (2017年8月19日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。待ってます。 (2017年7月2日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 更新、待ってます。 (2017年3月31日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 楽しみです。 (2017年3月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。更新、待ってます。 (2017年2月25日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恵美(めぐみ) | 作成日時:2016年3月23日 9時

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