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35. ページ12
安「信ちゃんって優しいよなー」
「ほんまに安やからやで？」
安「ありがとうございます。」
「でもそんな期待しても、普通の子やからね？」
安「わぁー、ほんま信ちゃんっぽいやん(笑)」
なにがやねん、ってツッコミをいれ
次の仕事に向かうマルと別れて
マネージャーが運転する車は俺のマンションの前で
止まった
ーーーーーー
安「んーーー！美味しい！！！」
『いやいや、そんなそんな』
安「Aちゃん料理上手やねんなー」
早いな、名前呼びが
『まだまだですよ、私』
安「ごめんな、勝手に上がりこんでご飯までもらっちゃって」
「俺はええけど、Aは？大丈夫なん？」
『作り置きしてあるやつあるし、後で食べるから大丈夫』
2人前しか用意してなかった
俺らの晩御飯は
安の胃袋の中にきっちり収納された。
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作者名：花子 | 作成日時：2015年11月30日 18時
