私のご近所さん。３(紫) (ページ13)

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No.56 ページ13

最近、Aの様子がおかしいねん

　なんか俺に隠しとるっぽい感じ

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　「なぁ俺になんか隠してへん？」

　『な、なーーんも？』

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　怪しい、確実に怪しい

　いっしょに寝ることが増えて、よくお互いの

　寝室を行き来してたんやけど

　最近は

　『んーと、信五くんの部屋がいいなぁ？』

　『私の部屋は今汚いから！！！ダメ！』

　おかしない？

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　こん前も

　『順調です！バッチリ！』

　『わぁーそれ危ない！ほんと気をつけてくださいね？笑』

　Aの楽しそうな声がリビングから聞こえてくる

　「ただいまー」

　『っあ、村上くん帰ってきたから電話きりますね？..頑張ります。おやすみなさい』

　「電話してたん？」

　『うん、お友達と』

　「別切らんでもよかったんに」

　『大学の友達だから明日も会うし

　それに..

　信五くんとたくさん話したいもん。』

　「じゃ、話する？」

　嬉しそうに頷く、Aを信じたい、

　そんな気持ちしかないねんけど、けどな

　さっき電話から大倉の声、聞こえた気がするの

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　俺の気のせいやんな？