��.思イ ページ7
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「無理して笑うな」
「ごめん…」
「謝るんじゃねえ!!」
「えっごめ…!あ、やっ!なんでもない!!」
「…無理もねえよ。仲の良かった同級生が敵で、しかも、実は数百年前に死んでたとか、そんなんいきなり言われても俺でも意味わかんねえよ」
「…」
_____井上さん、もうあんなやつのことは忘れな
_____花田さん、間宮さん、佐々木さん…でも…
_____死んだ人は生き返らないんだよ
_____それは…わかってるんだけど…
_____正直、私はいけすかなかったよ、あいつ。
_____私も、他校で暴力沙汰したって聞いた
_____けど、あれって彼氏に迫られて殴ったらしい
_____なにそれ、絶対嘘じゃん。どーせ飽きたんでしょ
_____いーなー!私もあんな顔に生まれたかった!
「黒崎!夜一さんが呼んでる!井上さんも!」
「おー今行く!」
「…」
「井上、とりあえず今はどうやってルキアを助けることができるのかを考えようぜ。Aには、それから会いに行って根掘り葉掘り訊いてやれよ」
「…そうだね!ごめん黒崎くん!」
「石田くーん!今から行くね!」
考えても、何も解決しない。そりゃそうだ。このことは、きっとAちゃんにしかわからない
私に今できるのは、少しでも皆の役に立って、朽木さんを救い出すこと…
「(…朽木さん…待ってて、すぐに助けに行くから)」
〆
【九巻】
ああ おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ
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作者名：青 | 作成日時：2021年3月8日 22時
