【妖怪ウォッチ4++】妖怪探偵団と輪廻の物語〜進展〜【転生】【天野ナツメ】

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輪廻「(あ、もう1人話しておく人が居ましたね)」

ー数十分後、未来の妖魔界のエンマ宮殿の王の間にてー
ー視点無しー

カイラ「輪廻じゃないか、なにか用か？」

輪廻「カイラ、フクロウについてなんですが・・・」

カイラ「今回の騒動の原因のあの妖怪か、そいつがどうした？」

輪廻「その妖怪・・・私が引き取りますね」

カイラ「輪廻・・・どういう風の吹き回しだ？」

輪廻「いえ、あの妖怪・・・昔の私に似てるんですよ。エンマを目標として、ずっと力だけを求めていた頃の私と、ね。だからほっとけないんですよ」

カイラ「そうか」

輪廻「それにカイラ、貴方薄々気づいているのでしょう？今回の騒動は、"アレ"が絡んでると」

カイラ「やはり輪廻も気づいてたか・・・〔黒い太陽〕が絡んでる事に」

輪廻「そりゃ気づきますよ。あのフクロウが姿を変えた時、彼から感じた事のない力が溢れてましたからね」

カイラ「となると・・・やはり予言書の通りになるのか」

輪廻「・・・〔黒い太陽〕に直接とり憑かれたであろう彼の事は、私が調べておきましょう」

カイラ「そうか。それならお前に預けよう」

輪廻「感謝します。それでは、そろそろナツメ達の所に戻りますね」

カイラ「ああ、じゃあな」

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