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Aside
焦凍はスピーカーにして爆豪さんに電話をすると、彼は意外にもワンコールで直ぐに出た。これは私の完全なる偏見なのだが、爆豪さんは焦凍からの電話なんて無視してそうなイメージである。だから正直驚いた。焦凍は爆豪さんに声を掛けると、「何か事件か？」ととても真剣な声で聞いてきた。確かに、今は夜中の夜中。真夜中だ。爆豪さんもまさか私たちの宅飲みに参加させようと電話をしたとは思わなかったのだろう。そんな爆豪さんに、「いや、違うぞ？」と答え、私たちの宅飲みの話をする。すると、電話越しからではなく部屋越しから「クソがァ！」と声と共に何かが爆破する音が聞こえた。かなりご立腹のようだ。
そしてほんの数秒でインターホンが鳴り、私は扉を開ける。そこには黒のタンクトップにジーパンを履いた爆豪さんが立っていた。彼と目が合って、何を言えばいいか分からない私に、爆豪さんは「さっさと入れろや！」と真夜中だったからか小声で、そして親指を下に向けて私にそう言った。「はい！！」と言ってから爆豪さんに道を開けると、何処か満足気な顔をしてズカズカと家の中に入って来た。
何気に三人で飲むのは初めてなのではないか？なんて思いながら、私も二人のいるリビングへと戻った。しかし問題はここからだ。私は果たして爆豪さんとまともに会話ができるのかどうか。ドキドキしながら、私は焦凍の隣に座る。爆豪さんは早速ロング缶の方を開けて飲んでいた。
「ツマミこれしかねぇんか」
「文句言うなら帰れ」
「テメェらが呼んだんだろが！！！！」
『正確には焦凍“が”ですね』
その後、結局爆豪さんは近くのコンビニまでおつまみを買いに行くとの事でお見送りをするが、焦凍に「お前も行かないのか？」と言われて全力で拒否をする。私が拒否した事が癪に触ったのか、「アァ？！そんなに俺と外出んのが嫌なんかァ？！」とキレた爆豪さんが手をパチパチと爆破させる。
もう行くしか選択肢が残されていない私は、爆豪さんと真夜中のコンビニへと出掛けた。
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まなみ(プロフ) - こちらを読ませていただいている間、とても楽しかったです！！爆豪くんは勿論素敵過ぎて"尊死"という夢主ちゃんとリンクした気分でした。笑 読みやすい文章でお話や気持ちの進行が丁寧に描かれているように感じて、とても心地よかったです！有難う御座いました(^^) (2023年3月17日 12時) (
レス) @page29 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ☆そら(プロフ) - 咲ちゃんありがとう！！！これからもよろしくお願いしますっ！！！ (2021年10月5日 21時) (レス) @page27 id: f06e616829 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃咲ふわり(プロフ) - ひめちゃん完結おめでとう〜！♡最初っから最後までずっときゅんきゅんしてた、、、！長期休みに1からの読み直し決定！何回読んでも感動するよ絶対、！！他作品の更新も応援してます！♥♥ (2021年10月5日 20時) (レス) @page27 id: 00e13ca19d (このIDを非表示/違反報告)
ひめ☆そら(プロフ) - ぴむさん» こちらこそこの作品を見つけて下さり本当にありがとうございます！！これからも宜しくお願い致します！ (2021年9月25日 10時) (レス) @page11 id: f06e616829 (このIDを非表示/違反報告)
ぴむ(プロフ) - もう、、、きゅんきゅんしすぎて心臓何個あっても足りないくらいです！笑すばらしい作品をありがとうございます！！これからも応援してます❤︎ (2021年9月25日 1時) (レス) @page11 id: c10be29a8d (このIDを非表示/違反報告)
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