7話 ページ8
貴方side
LIVE中は本来、自分が座る席ではなく関係者席に座らせて貰った。
うらたさん、志麻さん、坂田さん、センラさんの歌が本当にキレイだし、姿自体もキラキラしていたので先程まであんな人達と喋っていたなんて夢みたいだなぁと余韻に浸りながらも叫びまくる。
特にPeacockEpochは酷かった。
それぞれの台詞の度に叫びすぎて喉が痛くなる始末。
新曲という事もあって本当に心臓も私の頭もヤバかった。
LIVEが終わり、こっそりと一般客に紛れて帰ろうとするとスタッフさんから笑顔で楽屋まで案内され、嬉しいのと緊張とで複雑な気持ちだった。
楽屋に入ると汗がキラキラと光っていて涼し気なTシャツに着替えた4人の姿があったので叫びそうになるのを堪える。
｢あ、来てくれてるじゃん。ホントごめんな。とんでもねぇ勘違いしちゃって｣
｢いえいえ！私の方こそあんな怪しまれる様な態度取ってしまってすいません｣
そう言ううらたさんの笑顔に｢俺にするよな｣と言う時の姿が重なり胸が高鳴った。
いや、断じて恋という訳では無いのだが。
｢つか、名前聞いてもいい？サブ垢の方でTwitterフォローするから。どう検索すればいい？｣
｢名前はレ…Aです。Twitterはー…やってません｣
｢れ、ってなんなの、Twitterやってないってマジ？｣
私のミスを笑いながらいううらたさん。
｢はい、やってません｣
うらたさん相手に嘘をつくなんて胸が痛むどころか抉られそうなぐらいだけれどもしょうがない。
｢じゃあさ、いつから俺らの事好きなんです？｣
｢活動されている頃から…割と最初の方からですね。LIVEもなるべく全て来れるようにしていますし、ツイキャスは毎週聞いています。アルバムも購入させて頂いてます！Twitterもフォ……やべ｣
本当に私はバカというかなんと言うか。馬鹿すぎて話にならないのでは。
｢うぇーい！センラマンいい事聞くやんー！Twitterやってんねな？教えてくれてもええやん！｣
すかさず坂田さんが私の前でニヤニヤと笑みを浮かべる。
｢あー…昔の話で今してません｣
｢じゃあさっき『やべ』って聞こえたのなんなん？｣
｢…してます。｣
｢何で教えてくれへんのー！？意地悪ー！！！｣
｢え、そんなヤバいツイートしとるん？｣
坂田さんは可愛らしく駄々をこねる子供のようで、志麻さんに至っては若干引き気味である。
私のバカさを心から恨みたい。
タイムスリップ装置があるのならグッズ売り場に並ぶ所辺りに戻ってやり直したい。
そんな事を考えていると聞き覚えのある声と共にある人物が入って来た。
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SPica(プロフ) - クソ細かいんですがDAYBREAK FRONTLINEでデイとブレイクの間、フロントとラインの間にスペースはないですよ……(ﾎﾞｿｯ)すごくこの作品が好きで時々見に返ってきます (2022年11月29日 9時) (
レス) @page1 id: de6f1cf850 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - ベットで悶えてるレイちゃん･･･、あれLIVEの余韻ひたひたの時の私です(((( (2019年7月24日 12時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちちゃんより１つ歳上なんですが、こういうことあったらいいなと思いました。 (2019年4月8日 22時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
愛香(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて、すごい笑いましたw夢主ちゃんの性格好こです笑笑！更新頑張って下さい！ (2019年4月3日 17時) (レス) id: 02509c761b (このIDを非表示/違反報告)
推し - 笑ったりにやにやしたり(それも笑いだけど)めっちゃ楽しませてもらいました！高評価の仕方がわからなかったのでコメントしておきます！ (2019年3月1日 22時) (レス) id: 0ae925b25f (このIDを非表示/違反報告)
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