32話 ページ33
貴方side
ある程度歌い終わってジュースを口に運んだ時。
｢蒼くん、明日まふくんの家に集まるんだけど来る？｣
｢そうなんですか！？因みにAも行くんすかね？｣
これは不味い。説教コースかお泊まりコースなのでは無いだろうか。
もし、この状況を知っている人が居るのなら前日の話から察して欲しい。
コイツの昨日の話からして今日も私は夜眠れそうに無い。
｢Aちゃんも来るよ〜！あ、Aちゃんって呼んじゃった、ま、いっか！｣
お願いします。今だけでいいので天月さん、その事を話さないで頂けると有難いです。
｢へぇー。俺も行かせて貰っていいですか？あ、でもまふまふさん初めて会いますわ｣
｢そうだねー！でもいい経験になると思うよ。96ちゃんも来るよ〜｣
｢マジすか！いやー、楽しみですわ〜。な、A？｣
これは本当に話を逸らさないと無理かもしれない。
｢天月さん、何か歌いましょう｣
｢A｣
｢あ、この曲良くないですか？｣
｢おい、A｣
｢レイちゃん、呼ばれて＿＿｣
｢天月さん、どれがいいですか？｣
｢もういい。昨日の録画したヤツ＿＿｣
｢どうしたの？蒼くん！｣
私の反応の速さを誰か褒めて欲しい。
無視してやり通そうとしたが、あの音源を流されてはとんでもない事になる。
｢お前さ、明日行くんだよな？｣
｢うん。行くよ｣
｢どうすんだ？｣
｢あれ？何か用事あるん？あるんやったら無理せんでもええんやで〜！｣
｢用事は無いですけど…どうしたの？蒼くん｣
｢お前さぁ、マジで惚けんのもいい加減にしろよ。倒れたらどうすんだ？寝不足で死ぬ気か？｣
｢あれ？喧嘩？｣
そろそろ怒るかと言うギリギリのラインでの駆け引きをしていたらやはり蒼人はキレてしまった。
それを見た天月さんはそのように言い、96猫さんは顔を引き攣らせている。
｢えっとー……｣
｢あ？何だよ今日はしっかり眠れるってか？前からそう言うセリフ聞いてるけど全部嘘じゃねぇかよ｣
｢ごめん、さっきから話聞いてるけどさ。レイちゃん誘ったらマズかった…？倒れるとか、寝不足とか…｣
｢つっきー、寝不足でレイちゃん倒れるんじゃろ？｣
さっきから心配そうにこちらを見てくる二人に視線をそらす。
本当にこう言う場で説教するのは辞めてほしい。このクソ蒼人が。
｢そうなんすよ。コイツ、色々あって寝ない事が多いんすよ。多分、今日もそうです｣
もう一度言おう。
本 当 に 辞 め て ほ し い
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SPica(プロフ) - クソ細かいんですがDAYBREAK FRONTLINEでデイとブレイクの間、フロントとラインの間にスペースはないですよ……(ﾎﾞｿｯ)すごくこの作品が好きで時々見に返ってきます (2022年11月29日 9時) (
レス) @page1 id: de6f1cf850 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - ベットで悶えてるレイちゃん･･･、あれLIVEの余韻ひたひたの時の私です(((( (2019年7月24日 12時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 初コメ失礼します！夢主ちちゃんより１つ歳上なんですが、こういうことあったらいいなと思いました。 (2019年4月8日 22時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
愛香(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて、すごい笑いましたw夢主ちゃんの性格好こです笑笑！更新頑張って下さい！ (2019年4月3日 17時) (レス) id: 02509c761b (このIDを非表示/違反報告)
推し - 笑ったりにやにやしたり(それも笑いだけど)めっちゃ楽しませてもらいました！高評価の仕方がわからなかったのでコメントしておきます！ (2019年3月1日 22時) (レス) id: 0ae925b25f (このIDを非表示/違反報告)
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