戦争屋隠家に潜むバーメイド【w.r.w.rd!】【実.況.者】 (ページ4)

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タラシの貴方に ut ページ4

カランカラン

｢げ……いらっしゃいませ｣

おい、今げぇ言うたよな…？

まぁAちゃんやからええか！

実は俺とAちゃんは幼馴染なんや！

まぁ年齢はトップシークレットな？

｢…何用ですか｣

｢否バーなんやからカクテルとか飲みに来たんよ！｣

明らかに嫌そうな顔で言うAちゃん

皆、皆が好きな子の裏の顔よ！！

｢あー、後Aちゃんに会いたくて…ね？｣

バチッとウインクを決めて言う

こぉぉれは堕ちたやろ。うん、堕ちたな

｢…どーぞ
さっさと飲んで帰って｣

｢あぁんﾁｭﾒﾀｧｲ｣

｢……………｣

相変わらず僕にだけつめたぁい！

で…これ…

｢デプスボム…？何で…
も、もしや…｣

デプスボムの意味、それは…

｢く、口説き文句…｣

｢鬱、貴方にピッタリね！｣

ニコッと張り付けのような笑顔を見せるAちゃん

酷いなぁ、口説き文句なんて

本音、わかっとくれんのかなぁ…

｢…これ｣

俺にAちゃんは何かを手渡してきた

｢…？なんやこれ、開けてええか？｣

ちいさな箱を渡された

コクリと頷いたのを確認し開けてみると…

｢ぴ、ピアス…？しかもこれ俺が欲しかったやつやん…！｣

｢………今日記念日でしょ｣

記念日…まだ、覚えとったんか

記念日って何かって？

それはなぁ…俺とAちゃんが初めて会った日やで

そのまんまやけど、俺たちにとってはこの出会いがなかったらお互い救われなかった

出会うことが出来て、救われたんや

まぁ長くなるから飛ばすわ

｢…プハァ…美味かったで！｣

｢………はぁ

ま…またのお越しをお待ちしておりません｣

｢ﾁｭﾒﾀｲ！！｣

けど、笑ってるの…バレバレやで？

カランカラン…

俺は無機質なベルの音を聞いてからバーを出た

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デプスボム

意味口説き文句