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# 俺の幼馴染み ページ5





▽ Matsumura




樹「 やっぱメイちゃんって可愛いよなーなんかちっちゃくて小動物みたいっていうか。 」



メイを教室まで送り届けた後、自分達の教室へ向かっていると樹がそんな事を言った。

本当に樹の言う通り。あの子はめちゃくちゃ可愛くて……昔からずっとモテてた。俺が隣にいるのにも関わらず、しょっちゅう呼び出されては告白の繰り返し。



ま、いいよって言ってるとこなんて見た事ないけど。







3時間目が終わった後の休み時間。樹とトイレから出るとメイと慎太郎、ジェシーに遭遇。

……え、ジャージぶかぶかすぎない?




樹「 また会えた。今日はラッキーな日だわ 」

ジェ「 またまた〜樹ったらそんなこと言ちゃって〜 」

慎「 二股はダメよじゅり!! 」

樹「 いやお前らじゃねぇんだわ 」



茶番やってる奴らは放っておいて、メイから話を聞くと体操着を忘れて俺に借りようとしたが既読がつかず、仕方なく京本まで借りに行ったそう。


スマホを確認すると確かにメイから連絡が来てて思わず頭を抱えた。




「 ごめん、気づかなかった 」

『 ううん。家帰ったら洗わなくちゃ 』

「 それ俺ん家で洗っとくから良いよ。放課後俺に渡して 」

『 えっ、でも借りたの私だし… 』

「 良いから。って言うかメイ洗濯物回せるの? 」

『 ひど、私だって洗濯くらい出来るもん 』




頬をぷくっと膨らませたメイがまた可愛くて思わず自分の頬が緩む。

だってメイの家の柔軟剤使って返したらメイの匂いがつくわけじゃん。京本の事信頼はしてるけど流石にそれは俺が許せない。




「 今日晴れてるし昼休み屋上行こうと思うんだけどメイ達も来る? 」

慎「 行くぞーーー!! 」

樹「 お前らほんと騒がしすぎんだって 」




もうすぐチャイムが鳴りそうということで3人は急いで自分たちの階へと戻っていく。


去り際に「がんばってね」と言ってもらえたし、昼休みも会えるし頑張りますか。





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作者名:ひな | 作成日時:2024年2月21日 12時

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