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あの後、時刻は昼に近かったためみんなで近くのファミレスへやって来た。
優吾「 えーどっちにしようか迷うな 」
ジェ「 じゃあ俺と半分こしようよ 」
樹「 とりあえずみんなドリンクバーつけとくよ? 」
よく食べるなあ、なんて考えながらメニュー表を眺めていると、隣に座っていた北斗くんが覗き込んで来た。
北斗「 もう決めた? 」
『 ううん、悩んでる 』
ポテトにしようか、でもこのカルボナーラも美味しそうだしな。そんな私に北斗くんはこんな提案をしてくれた。
北斗「 俺カルボナーラ頼むからメイはポテト頼みなよ 」
『 でもそれだと北斗くんが好きなの食べれないじゃん 』
北斗「 俺今すっげぇカルボナーラの気分 」
何カルボナーラの気分って。思わずツッコみたくなる発言だけど、せっかくだし北斗くんに甘えることに。
大我「 樹、これ飲んでみて 」
樹「 やだやだ。嫌な予感する 」
大我「 良いから 」
樹「 ……っ?!何混ぜたのきょも、 」
大我「 俺特製メロンティーソーダ 」
慎「 訳すとメロンソーダと紅茶ね! 」
名前だけ聞くと普通に美味しそうだけどな……どんまい田中先輩。
そうこうしているうちに時刻は14時を指していて、そろそろ解散する事に。
慎「 じゃあねー!! 」
樹「 夏休み会おうなー! 」
みんなと別れて、私は北斗くんとまた歩き出す。
今年はたくさん思い出作れるといいな。
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作者名:ひな | 作成日時:2024年2月21日 12時