Fantastic girl ③ (ページ5)

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#. ページ5

▽ You

鍋パを初めて1時間半ほど経過。

さっきまで空いていたお腹も満たされ、程良く酔いが回った私たち。お風呂は各自の家で既に入って来て貰ってるから、これからする事といえば片付けをして寝るくらい。

片付けも最初は大丈夫と言っていたけれど、みんながどうしても手伝いたいって言うから一緒にやって貰った。

『みんなありがとね』

松村「こちらこそ。美味しかったよ」

森本「メイもうお風呂入った？」

『今から入ろうと思ってるとこ！』

じゃあこれ観てていい？と聞いて来た慎ちゃんたち。

よく見るとそれは私がデビュー直後くらいヒロイン役として出演していた恋愛映画のDVDだった。

いいよと言うと嬉しそうに準備し始める彼ら。じゃあ私はお風呂入ってこよっと。

『 …寝てるじゃん、』

ジェ「あ、メイおかえりー」

お風呂から上がってリビングに戻ると、慎ちゃんは床。北斗はソファーで眠っていた。起きていたジェシーによるとふたりは途中で寝落ちしてしまったらしい。

ジェシーと一緒にふたりを起こしてベッドに行くように説得し、何とか移動してもらった。

ジェ「メイベッドで寝ないの？」

『私は良いかなって。もしかしてジェシーもベッドが良かった？』

ジェ「んーん。俺はここでメイと寝るつもりだったから」

『えっ』

驚く私に「だめ…？」と可愛く問いかけてくるジェシー。まあ…一応ソファーベッドだし、いけないこともないけど、

『いいよ。一緒に寝よっか！』

ジェ「やった〜ありがとメイ！」

『痛いよジェシー、笑』

ギュッと抱きついて来たジェシー。なんか大型犬みたいだな。

ジェ「あ、ブログ用に写真撮っていい？」

『私も撮りたい！』

最後にふたりで写真を撮って少し話していると段々と楽しくなってきちゃって、結局私達が寝たのは夜中の2時頃だった。

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