Fantastic girl ③ (ページ14)

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#. ページ14

▽ You

目覚ましよりも先に鳴り響いた着信音。

画面に映し出された名前は“ 北斗 ”だった。

『もしもしー、』

松村「ヤバいよあなた。撮られてる」

撮られてる……？？

寝起きのせいなのか、何のことかさっぱり分からなくて北斗に説明を求める。見た方が早いかもと送られて来たリンクを見た瞬間、思わず「えっ」と声が漏れた。

「綾瀬メイ、一般人男性と交際か」と大きく映し出された見出し。文章を読んでみると、その時の様子や行動などが詳しく書かれていた。

松村「一応確認しておくけど恋人なんて居ないよね」

『当たり前じゃんか、』

松村「それなら安心」

身に覚えないの？と聞かれて考え込む。

＿＿＿＿＿ん？待てよ。

×月×日って、午後からオフだった日じゃない？

その日は確か、

『 ……かもしんない。』

松村「やっぱりね。俺その日会うってハルキ(・・・)から聞いた覚えあるもん」

とりあえず北斗と話し合った末、今日事務所に行って全部話す事に。

やっちゃったなあ、

．