【ハイキュー!!】女神を追いかけて来ました。【逆ハー】

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烏野高校の試合が始まる。





私はメガホン(さっき東峰さんが教えてくれた)を準備する。



周りに烏野を応援してくれる人が多く、私は迷いなく大声が出せそう。





日向と影山の変人速攻が相手コートに刺さる。




私は大きく息を吸って。




「ナイスキーー日向ーー！！！」




周りの応援が私を見るぐらいの大声。
さすがメガホン効果。
初めて見た谷っちゃんが横でビビっとる。




「ごめんなあ〜ビビらして。」

「いえいえ！大丈夫っす！私も！頑張って応援します！」

「おん。今私らにできるんは応援だけや。やるで！」

「はい！」




今度は影山がサービスエース






谷っちゃんにせーのと声をかけて、事前に決めている言葉を言う。






「「ナーーイスサーブ影山もーいっぽーん！！」」





すまん。谷っちゃん。谷っちゃんの声掻き消してしもた。




「すまん…もうちょっと声抑えるわ…」

「いや！野口さんはいつも通りで！その方がみんなも元気付きますよ！」



谷っちゃんは清水さんにはまだちょっとオドオドするところがあるけど、私には日向達と喋るような対等な感じで話してくれるええ子。


うーん。かわええ。



「ほなこのメガホン谷っちゃんが使いや。私は元々3人分ぐらいの声量あるし。谷っちゃんの声が少しでも届いたら皆んなもっと励みになる。」

「シャチ！」



たまにハイの代わりに出るシャチだけは謎やけど。









その後無事に今日の試合を終えた烏野。



明日はついに準決勝、青葉城西。



春の練習試合で一度だけマネージャーをしたことがあるから京谷くん以外はみんなそこで知り合った。



ちなみに京谷くんは私が長虫中学の近くのハミマでバイトしてて、よくハミチキを買いに来てくれる目つきの悪い人ゆうて有名やった。

青城が結構近いから学校帰りなのか、秋頃からバレー部のジャージ着てたりして、それでバレー部ってわかった。





それはまあ置いといて。




決勝に進むと、私はバレー部員じゃないから、全校応援の列に入らないといけなくなる。




だから明日は全てを出し切るつもりで応援する。









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みんなに仲間意識を持ちかけている私がいるのを感じる。
ごめんね。みんな。

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