愛情の矛先 ページ3
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(京極side)
「京極、顔」
相方に言われて気づく。鏡の中の俺が相当不機嫌な顔でいることに。
「Aには京極だけやから、そんな顔せんでええのよ」
『でも分からんやん』
「まあ確かにあの感じでいられたら嫉妬もするか」
距離近い。笑いすぎ。終いには触られても何も言わんし。
いくらツッコミの範疇でも、他の男に触られんのは嫌。
『おい、』
「あ、京極さんすいません、つい」
「私がボケすぎただけだから」
後輩にも彼女にも絆されて情けない。
この子のことになると、自然と余裕が無くなってしまう。
『いや、ええねんけどさ』
「良くなさそうな顔」
『あなたのせいですけど』
「ごめん、」
『ちゃんと分かってんの? お前俺のもんやから』
「ん、分かってるつもり」
『分かってるんやったらさっきのは何なん?』
「京極、ちょっと言い過ぎや」
気持ちを抑えられなくてぶつけていたら、震えて泣き出しそうなAに気づいた。
あかん、こんなつもりやないのに。
俺から見ても小柄な彼女の肩を優しく抱いた。
「、ごめんなさい、大丈夫です」
『ほんまごめん、言い過ぎた』
「私も、今の京極さんとおんなじ気持ちになることあるから」
『ん、そうなん?』
「うん、京極さんが女の子と楽しそうに話してると少しだけもやもやするの」
『そっか、お互い様やな』
俺と同じ感情を抱いていたと知って、この子のことをより愛しく思える。
抱きしめる力が自然と強くなるのを感じる。
「あのー、京極さんすいません、出番なんでA連れてっていいですか」
彼女の相方が気まずそうに声をかける。
相変わらず水野はタイミング悪いな。
『悪い、じゃあA頑張ってな』
「うん、頑張ってきます」
__________
(なかむらside)
『ほんまに手のかかる相方やで』
「ですよね、Aも京極さんも恋愛下手すぎるんですよ」
水野と一服しながら、お互いの相方の面倒を見るのがいかに大変か談義する。
もともとAは恋愛下手やし、京極も久しぶりに出来た彼女やから、見ているこちらがもどかしい気持ちになる。
「二人を見てると学生時代のカップル思い出しますよね」
『分かるわ、そんぐらい下手よな』
「でもそれが可愛くて応援したくなるんですよ」
『京極なんかAと付き合ってから、何本か棘が抜けたような気する』
手はかかるけど、それはそれは可愛い相方と後輩だから、これからも面倒見なきゃあかんな。
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上手く書けなかったので消すかもです。
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みら(プロフ) - しろさん» 理想通りすぎました…😭💗 ありがとうございました😽💞 (3月18日 18時) (
レス) @page24 id: 2f2253edcf (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - みらさん» リクエスト書かせていただきました! 今回もありがとうございます☺️☺️ (3月17日 21時) (レス) id: 04cbf0a3ac (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - またまたリクエスト失礼します…❕ �眸耄�ｻﾝのお話で関西人で同期っていう設定（？）のお話がみたいです😿♡ ちなみにお付き合いはしてないけど距離が近めな設定だとうれしいです😭💗 (3月14日 13時) (レス) id: 2f2253edcf (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - しろさん» いやめっちゃめちゃ理想通りで最高でした😭♡ ありがとうございます😿💗 (3月13日 10時) (レス) @page23 id: 2f2253edcf (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - らんさん» DMすごく嬉しいので、図々しいなんてことないです☺️ 忙しく更新にかける時間がないのでたくさんお待たせしてしまうとは思いますが、これからも読んでいただけたら幸いです🫶🏻🫶🏻 (3月12日 22時) (レス) id: 04cbf0a3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2024年1月23日 0時
