容貌に関する願望 ページ20
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『くるまってくちびるぷるぷるしてて可愛いねえ』
「、そう?笑」
今日の出番でシャッフルネタをやるらしく、くるまに女装メイクを頼まれた。いざ取り掛かると、彼の造形美に虜になってしまって、メイクをするのがすごく楽しい。
『わたし唇薄いから、くるまくらいぷっくりしてるとリップの塗りがいがある』
「確かにAは口ちっちゃいね」
『ほら、ティントも発色良くてかわい〜』
どんどん可愛い女の子になっていく彼。女装特有の感じもなく、ただただ綺麗になるから少し嫉妬しちゃう。
「てかリップから始めるんだ、珍しくない?」
『確かに珍しいかも。先にリップのカラー決めてからチークとかアイシャドウとかやるのが好きなんだよね』
「なるほどね、あなたメイク好きよね」
『好きなんだけどねえ、』
「なに」
元から可愛かったらこんなに得意になってないだろうし、なんて少しネガティブなことを考えてしまった。
『毎朝時間かけてお化粧してこのレベルなのに、くるまはちょっとメイクしただけで綺麗だから羨ましいのよ』
「んー、」
インライン塗るから少し目開けて欲しいのに、しっかり目を閉じて考えこんでしまう。
「あなたは自分がきれいな自覚ないわけ」
『わたしは綺麗じゃないですよ』
「僕から見れば可愛くてきれいで、いつもきらきらしてて魅力的な女の子ですよ」
『え』
「お化粧して可愛くなるのもわかるけど、すっぴんも可愛いじゃない」
『えー、それはないよ』
「僕が言ってるんだから間違いありません」
頑なに「きれい」って言ってくれるけど、わたしの自己肯定感の低さを舐めてはいけない。まあ嬉しいけど。
「そのちっちゃい口も、長いまつげも、あと横から見た時のEラインもきれいだし、ほんとに貶すところないもん」
『一旦分かったから褒めちぎるのやめて、変な気分だわ』
「あなたの自己肯定感が天井に届くまで言い続ける」
『もう届いたから』
褒められ慣れてないし、妙に真剣なくるまだけど、見た目は女装状態だから、変な気持ちになって焦りながらくるまを制止する。
「好きな子が自信持ってなかったら、どうにかして自信持たせてあげようと思うのが男っていう生き物ですよ」
『好きな子』
「そう」
『女装してる人に好きとか言われるとこうも変な気分になるんだ』
「あ、俺女装してんのか、忘れてた」
焦る様子もなく、余裕そうな表情で笑う彼にときめいてしまったのは秘密。
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みら(プロフ) - しろさん» 理想通りすぎました…😭💗 ありがとうございました😽💞 (3月18日 18時) (
レス) @page24 id: 2f2253edcf (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - みらさん» リクエスト書かせていただきました! 今回もありがとうございます☺️☺️ (3月17日 21時) (レス) id: 04cbf0a3ac (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - またまたリクエスト失礼します…❕ �眸耄�ｻﾝのお話で関西人で同期っていう設定（？）のお話がみたいです😿♡ ちなみにお付き合いはしてないけど距離が近めな設定だとうれしいです😭💗 (3月14日 13時) (レス) id: 2f2253edcf (このIDを非表示/違反報告)
みら(プロフ) - しろさん» いやめっちゃめちゃ理想通りで最高でした😭♡ ありがとうございます😿💗 (3月13日 10時) (レス) @page23 id: 2f2253edcf (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - らんさん» DMすごく嬉しいので、図々しいなんてことないです☺️ 忙しく更新にかける時間がないのでたくさんお待たせしてしまうとは思いますが、これからも読んでいただけたら幸いです🫶🏻🫶🏻 (3月12日 22時) (レス) id: 04cbf0a3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2024年1月23日 0時
