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「班長〜巷じゃスギ花粉到来だってよ〜」
「てめぇ……また訓練サボってんのか」
「だって、最近平和だしね〜」
「あ！？いつ出動命令が来てもいいように！心のナイフをしっかり磨きやがれ！！」
あ〜熱いな〜精神的に
〇岡〇造かよ
「スギ花粉程度じゃ私達出動しないよ」
「ばっか野郎！！スギ花粉の次はインフル菌だぞ！？今から備えろ！！」
あ〜インフル菌がいたか〜面倒だな〜
「班長〜私キラーT細胞辞めマース」
「却下」
即答か〜辛いな〜………ん？
「班長〜トイレ〜」
「とっとと行ってこい」
ニートはB細胞の方へ走っていった。
「B細胞〜！」
「あれ？ニートちゃん！どうしたんスか？」
記憶細胞と共に新兵器を試していたB細胞が返す。
「あのさ〜これから出動？」
「そうだが？」
記憶細胞がイライラした調子で言う。
「私も行きたい！」
「は？ダメに決まっているだろ？」
「そッスよ、司令が無いのに行ける訳「行けるよ」は？」
「バグり細胞の私は、ほかの細胞が近くにいれば司令なしで出れる」
ニートは胸を張り誇らしげな顔で言った。
記憶細胞は、ニートにとても嫌そうな顔を向けていた。
記憶細胞は、バグり細胞であるニートを嫌っていた。
理由は1つ
タダでさえイレギュラーな存在なのに、性格や行動まで周りと違っていたからだ。
記憶系の細胞は、こういう事例を嫌う。
「出しゃばるなよ………」
「あぁ！！記憶細胞さん！言い過ぎっすよ！！」
「フンッ……バグり細胞に使う気なんて持ち合わせていない」
あ〜まぁ、コッチが正しい反応だよね〜
「おい、俺の部下が……なんだって？」
「ひっ！」
「班長？」
後ろを振り返ると、鬼の形相のキラーが立っていた。
「な、なんでもない！！行くぞ！B細胞！」
「失礼しますー！！」
記憶細胞とB細胞が走って逃げていく。
はぁ〜毎回毎回なんなんだよ班長は
「ね〜班長〜？なんなの？毎回」
「なにって？」
「そんなに私が心配？好きなの？」
「部下助けんのは上司の務めだ」
「え〜何そのイケメン発言w」
「うるせぇな」
「お詫びにインフル菌の時は私も働くよ」
「毎回働けよ！？」
今日も体は平和です。
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なぎさ - 続き気になります…面白かったのですが、もう書かれないのですか？！(涙) (2020年11月26日 16時) (
レス) id: c1960d6199 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 面白いです！ (2018年9月20日 16時) (レス) id: 23a5f3a643 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールをちゃんと守りましょうね (2018年8月21日 21時) (レス) id: 89fbe6ab63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：G3 | 作成日時：2018年8月21日 21時
