天使の恋、開幕 ページ40
Side Jeonghan
Jh「…」
Sc「…は、ハニ?」
Js「あーあ」
Mg「…」
Wn「えぇお前も…?」
Mh「だめ、あれは俺の」
Jn「お前のじゃない」
Dn「何の話ですか?」
Wz「お前にはまだ早い」
遠くで騒ぐメンバーの声は耳にも入らず、俺は頭の中でパタパタと飛び回る羽のついた豚を必死に追い掛けていた
時は30分程遡る…
容易く鎮火された自分についていけずにいるとクプスが俺と彼の出会いについて他のメンバーにも説明している
収まりつつある頬の熱に安堵しかけた時、ミンハオが呟いたことに空気が固まった(絶対あいつわざとだ)
Mh「Aヒョン、ハニヒョンのこと女の子だと思ってたの?」
Jh「!?」
Sg「ちょ、それ聞いちゃダメなやつ!」
Mg「おっまえ空気読めよ!?」
『?』
Mh「だって気になったんだもん〜大丈夫、そんなことで怒らないよ、ね、ハニヒョン?」
Jh「え、う、はい…」
Dk「…悪魔がいるぞ」
Jn「育て方間違えたかなぁ…」
『女の子…何で?』
Jh「え」
周りの反応に頬がひくつく、だが予想に反して続いた彼の言葉に考えていたことは吹っ飛んだ
『あ、綺麗って言ったから?…思わなかったよ、あれは囲まれても凛とした瞳が綺麗だったからそう言っただけで…格好良かった』
微笑む彼にくらくらする
どこからか花びらと共に飛んできた不細工な天使が俺を見て笑った気がした
Jh「〜っ!///お先に失礼します!!」
「「「ハニ/ハニヒョン!!!?」」」
そんなこんなで気付けば楽屋
メンバーのことなど忘れて俺は豚と死闘を繰り広げつつ頭を整理する
ずっと会いたかったのは事実、仲良くなりたかったのも事実だけど…彼の瞳を見た瞬間走ったさっきの稲妻のような衝撃は何だ…
サンナムジャの俺が、今、何を考えてる…!?
Js「彼が頭から離れない、天使が飛び回ってる、胸が苦しい…当てはまるのは?」
Jh「!?」
Js「へぇ全部か…なら今のハニの気持ちわかるよ」
Jh「まじで!?」
Js「知りたい?…知ったら戻れなくなるけど」
親友の真面目な顔に僅かに頷いてみせると彼は小さく笑った
Js「…ハニ、恋したんだよ」
Jh「は」
Js「天使、いやジャイアンも恋するんだね!ライバルは多そうだ、頑張ってね応援はしないけど」
Jh「何故言い直したし、え、は?俺が?誰に?」
Js「…今ハニが考えてる人なんて1人しかいないでしょ」
Jh「はぁあああ!??」
頭ごとスパークした俺は、親友と弟達にも自分と同じ天使が訪れていることには未だ気付かなかった
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狗轤 - PENTAGONのマンネlineは3人とも1998年生まれで、SEVENTEENのマンネ ディノは1999年生まれですので、ユウトの内心セリフの部分が違ってきます。 (2019年2月25日 1時) (レス) id: a41dfea2ab (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - Stella さん» わぁ、嬉しいだなんてありがとうございます〜(´・ω・`)マイペースに頑張って参ります!また第4夜にもお暇なとき来てくださいね。 (2017年9月7日 23時) (レス) id: e0b9597db3 (このIDを非表示/違反報告)
Stella - 久しぶりに更新されてる、めっちゃ嬉しい (2017年9月7日 17時) (レス) id: c72cfa5152 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - yumiさん» そう言っていただけるのは嬉しいです( 〃▽〃)そうなんですよ〜終わりまで書くこと決まってるのに携帯の文字数で中々収められず…魅力的なんて!性格がちょっとずつ違うんですが書いてると混ざっちゃうんですよね…笑取り敢えず暫くはホンソガとラブって貰います! (2017年8月15日 19時) (レス) id: e0b9597db3 (このIDを非表示/違反報告)
yumi(プロフ) - 出会い編も良いところで、お預け感が。。どちらの作品主人公がチンチャ魅力的ですよねー。でも ペンタも更新して欲しい!!です。ワガママ言ってごめんなさい。 (2017年8月15日 16時) (レス) id: 0c5e07b0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏 | 作成日時:2017年7月14日 12時