Pentagonと送る徒然草 第3夜

Yuto vs Yuta ページ30

先輩だし周りも無下に手を出せない状況の中、会いたがる彼と必死に追い返そうとする俺、立て水の如く日本語で応酬する俺達にﾋｮﾝ達は不思議そうな顔をしている(何となく内容がわかるらしいキノとかは威嚇してるが)


『…どうしたの』


そんな中静かに響いた一声で、謎の空気は離散した


『何騒いで…ん、お客さん？』
Yu「わー！はじめまして！！」
Yt「え、ちょ！」



松葉杖をついて入ってきたAﾋｮﾝに彼は俺を押し退けて一目散に走り寄った

慌てて後を追うとﾋｮﾝのデフォルト(真顔)にも負けじときらきらした笑顔で迫るユウタﾋｮﾝ、ぱっと見わからないけど多分ユタヒョンが誰かは知らないけど(ﾋｮﾝはグループ名は知ってても直接喋らないと顔が覚えられない人)興味を持ってる顔だ


Yu「怪我は大丈夫ですか？あの、俺NCT127のユウタって言います！」
『あ、先輩…あにょはせよ、初めまして。大丈夫です、ありがとうございます』
Yu「先輩だなんて…俺年下なんで敬語は止めてください！あ、俺も日本人なんですけど良かったら仲良くしてくれませんか！？」
『え、、…こちらこそ宜しくお願いします』
Yu「敬語嫌や！あ、タメ語すんません…俺大阪人なんですけど関西弁いけます？良かったら連絡先教えてくださいご飯行きましょ〜！」
Yt「っちょっとAﾋｮﾝびっくりしてるから！離れて！」
Yu「嫌や！まだ話し足りひん〜!」
Hui「先輩そろそろ弟達が暴挙に出そうなんで勘弁してください…！」


やべぇユタヒョン怒濤の自分の押し売りにﾋｮﾝが圧されてる…！そうかこれが関西人の正体なんだな！？？(※違います)
他のメンバーも彼を敵(ライバル)と認識したらしい、慌ててユウタﾋｮﾝを引き剥がそうとするとぽかんとしていたAﾋｮﾝがくしゃりと笑った



『ふふ、可愛い…よろしく、…おれまだ新しい携帯に慣れてなくて…良かったら登録してくれる？』
Yu「ほんま！？？やった！」
Jn「Aひょんんんん！？？」

くすくす笑うAﾋｮﾝに頬を染めながらも渡された携帯を嬉しそうに操作するユウタﾋｮﾝ、あれほど初対面では番号教えちゃ駄目って言ってるのに…！！
引き離して手を握るとヒョンは不思議そうに頭を撫でてくれる…ヒョンの手久しぶりだな、じゃなくて！そんなことでごまかされないし！


Yu「よし！ヒョンって呼んでもいいですか？俺のことはユタって呼んで下さい！！」
『うん、ユタも敬語無しでいいよ』
Yu「っしゃ！！」
「「「ヒョン！！！」」」

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