ドニのお姫様日和 ページ26
『…そう言えば、前そんなこと言ってなかった？』
Ed「ん？何の話？」
『１日、お姫様扱いして欲しいって』
Ed「…あ、ペンタゴンメーカー？」
『ん、あとちょっとしかないけど…してあげようか？』
Ed「！！ほんと？」
『うん、…あ、それって俺は何役なの？執事？召し使い？』
Ed「…そここそ王子様でしょ」
『いいよ。何なりと、お姫様…？』
思わぬ棚ぼたに喜ぶ俺を見てﾋｮﾝは嬉しそう、俺の右手を掬い上げるとちゅっとキスを落としてくれた
Ed「ん〜なら、まず抱っこ？」
『ん、抱っこ好きだねぇ…でも』
Ed「なに〜？」
『…これじゃ赤ちゃんじゃない？』
Ed「っちっがうし！」
『はいはい、ごめんねお姫様…あ、姫抱きの方がいい？』
Ed「〜っ、それはもういい！次は…！」
余裕そうに笑う彼が悔しくて、あれこれ命令してみるもﾋｮﾝは涼しい顔のまま俺の望むようにしてくれた
ここ数日は眠ることも儘ならなかったのに久しぶりに流れる穏やかな時間、俺のとりとめない話を聞きながら飲み物も飲ませてくれるしベタベタに甘えても邪魔が入らない空間…幸せすぎる
でももう１つだけ…彼を困らせたい、そんな思いが脳裏を過る
ひょこ、あの日仕舞ったままだった想いが急に覗いて少し眠気に襲われていた頭は一気に冴え渡ってくる
ちょっとだけからかったAﾋｮﾝに食べられそうになったあの日の情景がふわりと蘇る(第2夜〜そのキスは劇薬につき参照)
ばくばくと脈打ち出した心臓を抑え付け、俺はいつもの顔を張り付けてﾋｮﾝの膝によじ登った
『…ドニ？』
Ed「今日は、俺のお願い何でも聞いてくれる？」
『うん』
Ed「……なら大人のキスの仕方教えてよ」
『…ドニ？それは、』
Ed「何でも、でしょ？」
『…ん、でも覚えてる？おれ、あの時言ったよね？次したら…』
Ed「ちゃんと覚えてる、だから、その…Aﾋｮﾝ…俺」
食べて良いよ、そう言った瞬間俺の視界は反転した
Attention！
この後のR指定はがっつり致しております。
表記していたようにお話は時間軸ばらばらの日常編ですので飛ばしても何ら問題は御座いません。
余り直接的な表現はしていない(つもり)ですがそこまでお求めで無い方、ただお花を愛でていたい方は此処まででそっと目を閉じましょう。
作中にこういったお話以外の表記を挟むのは好きでないためこれ以降からの裏めなお話にはこう言った文言無く題名にR表記をするのみとさせて頂きます。
読むか否か、全て自己責任でお願い致します。
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狗轤 - PENTAGONのマンネlineは３人とも1998年生まれで､SEVENTEENのマンネ ディノは1999年生まれですので､ユウトの内心セリフの部分が違ってきます。 (2019年2月25日 1時) (
レス) id: a41dfea2ab (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - Stella さん» わぁ、嬉しいだなんてありがとうございます〜(´・ω・`)マイペースに頑張って参ります！また第４夜にもお暇なとき来てくださいね。 (2017年9月7日 23時) (レス) id: e0b9597db3 (このIDを非表示/違反報告)
Stella - 久しぶりに更新されてる、めっちゃ嬉しい (2017年9月7日 17時) (レス) id: c72cfa5152 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - yumiさん» そう言っていただけるのは嬉しいです( 〃▽〃)そうなんですよ〜終わりまで書くこと決まってるのに携帯の文字数で中々収められず…魅力的なんて！性格がちょっとずつ違うんですが書いてると混ざっちゃうんですよね…笑取り敢えず暫くはホンソガとラブって貰います！ (2017年8月15日 19時) (レス) id: e0b9597db3 (このIDを非表示/違反報告)
yumi(プロフ) - 出会い編も良いところで、お預け感が。。どちらの作品主人公がチンチャ魅力的ですよねー。でも ペンタも更新して欲しい！！です。ワガママ言ってごめんなさい。 (2017年8月15日 16時) (レス) id: 0c5e07b0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2017年7月14日 12時
