Critical beauty〜僕等の甘い彼(other) ページ12
抜け出して来ていた2人はあっという間に帰る時間、カイは満面の笑みを浮かべた親友を不機嫌そうに見詰めている
Ki「お前も帰るぞ」
Te「ざーんねん！僕は昼までオフ！」
Xi「Aに変なことすんなよテミナ」
Te「やだなぁジョンイナじゃあるまいし」
Ki「テミナ嫌い…Aﾋｮﾝ、また来るから」
『ん、ジョンイナありがとうね』
「「！！」」
威嚇しながら(された本人は笑顔だが)Aに近付いてきたカイを彼は抱き締める、まだ幼さの残る瞳の端に口付けるとにこりと笑った
Ki「//ん、治ったら俺と1番に遊んで？」
『うん、にに達もカムバックもう少しでしょ？楽しみにしてる』
Te「ちょっと！？狡いよにに！」
Ki「にに言うな、冗談でもお前は許さん」
Te「はぁ？！」
一瞬で上機嫌になった弟を見てシウミンは僅かに眉を寄せた、ぎゃーぎゃー騒ぐ2人を押し退けてAに顔を寄せる
Xi「A、俺は？」
『んー？』
Xi「俺にはぎゅーってしてくんないの？」
「「ちょっとﾋｮﾝ！？」」
『…ふふ、はいどーぞ』
広げられた手にすとんと収まる長男は胸の中で嬉しそうに笑う
おまけとばかりに両頬にキスを落とされてシウミンの耳元がほんのり色付くと、いよいよ怒ったテミンが暴れだし半ば追い出されるような形ながら2人は満足げに帰っていった
Side Teamin
静かになった病室で僕はベッドに潜り込んで膨れている
Te「むー」
『…なに可愛い顔して』
Te「っ2人とあんな仲良いって知らなかった！」
『え』
Te「最初に見付けたのは僕なのに！」
『…そうだね、2人と仲良くしたら嫌？』
Te「…別に」
2人とも大事な親友と大事なﾋｮﾝ、嫌では…ないけど僕より仲が良いのはやっぱり嫌だ
TVでは見れないような柔らかい微笑みを湛えて頭を撫でてくれる優しくて格好良いﾋｮﾝは、僕のもの
最初に彼を見付けた時僕がそう決めたんだから
Te「足痛い？」
『大丈夫』
Te「淋しくない？」
『今はテミナがいてくれるから』
Te「僕もぎゅー」
『ぎゅーだけでいい？』
Te「…やだ、僕本当に怖かったんだから、ﾋｮﾝが入院って聞いて」
『…』
Te「だからぎゅーってしてちゅーして、甘やかして」
『いつからテミナは赤ちゃんになったの？』
Te「…Aﾋｮﾝに会ってから」
『…おれのせい？』
Te「ﾋｮﾝのせい」
ならしょうがないねって言って僕の頬に綺麗な指を滑らす彼にくらくらしながら目を閉じる
次の来訪者が訪れるまで僕はどろどろに溶かされながら甘い時間を過ごしたのだった
Critical beauty〜俺の甘い彼→←Critical beauty〜抜け駆け万歳(other)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狗轤 - PENTAGONのマンネlineは３人とも1998年生まれで､SEVENTEENのマンネ ディノは1999年生まれですので､ユウトの内心セリフの部分が違ってきます。 (2019年2月25日 1時) (
レス) id: a41dfea2ab (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - Stella さん» わぁ、嬉しいだなんてありがとうございます〜(´・ω・`)マイペースに頑張って参ります！また第４夜にもお暇なとき来てくださいね。 (2017年9月7日 23時) (レス) id: e0b9597db3 (このIDを非表示/違反報告)
Stella - 久しぶりに更新されてる、めっちゃ嬉しい (2017年9月7日 17時) (レス) id: c72cfa5152 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - yumiさん» そう言っていただけるのは嬉しいです( 〃▽〃)そうなんですよ〜終わりまで書くこと決まってるのに携帯の文字数で中々収められず…魅力的なんて！性格がちょっとずつ違うんですが書いてると混ざっちゃうんですよね…笑取り敢えず暫くはホンソガとラブって貰います！ (2017年8月15日 19時) (レス) id: e0b9597db3 (このIDを非表示/違反報告)
yumi(プロフ) - 出会い編も良いところで、お預け感が。。どちらの作品主人公がチンチャ魅力的ですよねー。でも ペンタも更新して欲しい！！です。ワガママ言ってごめんなさい。 (2017年8月15日 16時) (レス) id: 0c5e07b0c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏 | 作成日時：2017年7月14日 12時
