Critical beauty〜闇のはしっこ ページ50
Side E.dawn
それはほんの一瞬の出来事だった
新しいカムバックに向けて事務所に缶詰の俺達、その時も夜遅くに全員でダンス練習をしていた
〜♪〜〜♪
曲も中盤に差し掛かった頃、疲れからかフォーメーションは少し乱れてメンバーがすれ違い様に何度かぶつかっていた
少し苛々しながらも何とか続けようと頑張った、でもこの時に1度止めれば良かったんだ
乱れは段々大きくなってとうとう終盤に入る前当たりでシノンと肩が触れたイェナンが大きく傾くのが見えた、目の前は鏡だ
Yn「っあ、」
Yw「イェナ二！！」
『っ…っ！』
Ed「Aﾋｮﾝ！？？」
ガッシャン！！
一瞬目の前がスローモーションみたいだった
ふらついたイェナンに手を伸ばしたメンバーの横から飛び出したAﾋｮﾝ
彼はイェナンを庇うように抱き締めそのままの勢いで鏡に突っ込んだ、鏡は割れなかったものの物凄い音をたて倒れ込んだ2人に慌てて駆け寄る
Hui「っAﾋｮﾝ！？」
Yt「ﾋｮﾝ！大丈夫！？」
Yw「イェナ二！！わかる？！」
Jn「っ俺スタッフさん呼んでくる！」
Si「A、ﾋｮﾝ…？ねぇ！」
Hs「シノナ動かすな！頭打ってるかも」
Kn「…Aﾋｮﾝ、イェナ二ﾋｮﾝ…」
「おいどうした！？？」
「すぐに病院に…！！」
バタバタと血相を変えたスタッフとﾏﾈﾋｮﾝが飛んでくる
何処か打ったのか反応しないAﾋｮﾝとイェナ二が慌ただしく運ばれていくのをただ呆然と眺めていた
Ws「…ﾋｮﾝ、達、大丈夫だよね」
ぽつりと響いたマンネの言葉にも、俺達は何も返すことができなかった
Side Yenan
Yn「…ん」
目を開けるとそこは真っ白な病室
起き上がって見渡すと個室らしいここには僕１人、ぼんやりしたまま宙を見ていると記憶がばらばらと降ってくる
練習中に体がふらついて…視界がひっくり返ったかと思ったら、何か温かいものに包まれた気がする
体に走った強い衝撃の後、意識が薄れる瞬間見えたのは確か…
Yn「…A、ﾋｮﾝ…？」
その時タイミング良くドアが開き、入ってきたメンバーと目が合うと直ぐ様駆け寄ってくる
Yw「イェナ二！！大丈夫！？」
Hui「痛いとこないか！？」
Si「お医者さん呼んでくる！」
Yn「僕は平気…だけど…ねぇ、A、Aﾋｮﾝは？」
Ws「ﾋｮﾝ落ち着いて、ね」
Jn「…Aﾋｮﾝ、は」
浮かんだ悪い予感をさっさと振り払いたくて先を急かす
でも続いた言葉の先に、僕の視界は黒く染まった
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奏(プロフ) - ファニさん» コメントありがとうございます、実際どうなんでしょうね？笑 私の妄想内で好き勝手進むお話ですが楽しんでいただければ幸いです。またお暇なとき見に来てくださいね(^^) (2017年7月14日 16時) (
レス) id: 586618cfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - Pentagonのメンバーになったらこんな感じなんだなぁと、思いながら、 読ませてもらっています。 頑張ってください^^ (2017年7月14日 10時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2017年6月17日 11時
