いざ日本〜知らない顔 ページ34
Side Kino
わいわい話しているとユウトパパが何かを聞いている、上手く聞き取れなかったけどユウトはそれを聞いてきょろきょろしだした
Ed「どしたの〜？」
Yt「あ、ﾋｮﾝ達Aﾋｮﾝは？パパが挨拶したいって…」
Kn「Aﾋｮﾝ？戻ってないの？」
Hui「さっきホンソガと話してたけど…」
楽屋に視線を走らせていると2人が漸く戻ってきた、スタッフさんに挨拶してたみたいだ
Yt「Aﾋｮﾝ！！」
Hui「ホンソガも挨拶しな〜」
『！！…遅くなってすみません、Aと申します。来てくださってありがとうございます』
Hs「ユウトパパ！ママ！今晩わ！」
走り寄ってきた2人はぺこりと頭を下げる、嬉しそうに二人と握手するとユウトパパがAﾋｮﾝに話し掛けた
「いつも面倒を見てくださってありがとう、貴方も日本人メンバーとのことで…同じグループにいてくださるのはとても有り難いです」
『いえいえ…こちらこそ、ユウトにはいつも支えて貰ってます』
Si「ボクユウトの面倒ミテマス！」
Hs「こらこら割るな、意味分かってんの？」
Yt「不思議と合ってますよﾋｮﾝ、些か不本意ですけど」
途中着替えに行ってからまた戻ったとき、不思議そうなユウトパパの一言が空気を止めた気がした
「ところで…A君の、ご両親はどちらに…？」
Yt「！！！」
『…あー、その…』
「今日は来てらっしゃらないのかな？同じ日本人の子供を持つ親として、1度挨拶したかったんだ」
全ては聞き取れなかったけど何となく内容はわかった、多分Aﾋｮﾝの家族の話
…そういえば、俺達は彼の韓国に来る以前の生い立ちを聞いたことがない
家族構成や韓国に来た理由さえ…知ってるのは出身が東京だってことぐらい
ﾋｮﾝにそういう類いの話をふるといつの間にか別の話になってしまう、仲が悪いのかな、なんて思ってからは特に聞き出そうとは思わなかった
聞き取れ無かったメンバーにも説明すると皆少し困り顔
ﾋｮﾝも一瞬黙り込んでしまったけど…Aﾋｮﾝの家族のことを知れる良い機会かもしれない
そう思ったのは俺だけじゃなかったらしくいつの間にかメンバーの視線は一点に集まっていた
「？？何か不味いことを…？」
Yt「えっと、その…」
空気を察したらしいユウトママにユウトはあたふたしてる、でも次にﾋｮﾝが放った言葉に期待していた俺達は凍り付いてしまった
『あ、大丈夫です。…すみません、おれは孤児なので…その、家族はいないんです』
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奏(プロフ) - ファニさん» コメントありがとうございます、実際どうなんでしょうね？笑 私の妄想内で好き勝手進むお話ですが楽しんでいただければ幸いです。またお暇なとき見に来てくださいね(^^) (2017年7月14日 16時) (
レス) id: 586618cfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - Pentagonのメンバーになったらこんな感じなんだなぁと、思いながら、 読ませてもらっています。 頑張ってください^^ (2017年7月14日 10時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2017年6月17日 11時
