にゃんにゃんパニック ページ11
Vixxのレオさんの物凄い視線から逃げるようにその場を後にした俺達は(先輩が人見知りでよかった)
さっさと車にﾋｮﾝを乗せると宿舎へ向かった
車でもﾋｮﾝは所構わず皆の膝の上に乗ろうとするし(自分の体格を全く自覚してない)誤って尻尾を握り締めたシノンを引っ掻くし、宥めたらペロペロ舐められるし…(メンバーの視線に殺されるかと思った)
宿舎に着くとメンバーはソファに雪崩れ込み、ﾏﾈﾋｮﾝは今後を相談するため慌てて事務所へと帰っていった
Jn「あれ、ﾋｮﾝ寝てる…」
Ed「遊び疲れたんじゃね？猫だし」
Ws 「俺部屋に運んできますね」
いつの間にか床に丸くなって眠るAﾋｮﾝをウソクがそおっと抱き抱えて部屋に運んでいく
俺達も取り敢えず今後のことを考えるのは後にして、フイヒョンの少し休もうと言う言葉に各々部屋に散らばっていった
『…きて、ホンソガ起きて』
Hs「…あ？Aﾋｮﾝどうしたの？」
うつらうつらとしていたらAﾋｮﾝに起こされる、一瞬今までのことは夢だったんじゃないかと考えるもその耳も尻尾も変わらずちゃんと生えていた
ﾋｮﾝは尻尾も耳もぺたんとしたまま暗い顔をして何かを握りしめている
『ホンソガ、頼みがあるんだけど…聞いてくれる？』
Hs「何ですか？」
『…これ、切って欲しい』
Hs「は？」
握らされたのは鋏、ﾋｮﾝはおずおずと膝を付くと俺に向かって頭を差し出した
『…耳、切って。尻尾も』
Hs「はあ！？何言ってんの！？？」
『…だって何かだんだん本当の猫になってきてる気がする、思考も少しずつ…変だし』
Hs「っえ、そうなの？」
こくりと頷く彼は今にも泣きそうだ
『…切ったら戻るかも…このままだと一緒に活動できないし、おれ、…おれ』
Hs「いや駄目でしょ！？耳だよ！？ちょっと落ち着こう！ね！？」
『…やだ』
Hs「何とかなるから！」
『…ならいい、ホンソガが切ってくれないなら自分で切る』
急に俺から鋏をひったくったﾋｮﾝは跳んで離れると両手で鋏を構え頭に向ける
Hs「ちょ！ちょっと待って早まらないで！！」
『…ごめんホンソガ、あとは頼む』
Hs「やめて！！切らないで！！」
Hs「やめてええええええええ！！！」
『え、…！』
がば、起き上がったそこには何故かまたAﾋｮﾝ、彼が何かを握りしめているのを見て俺は直ぐ様飛び掛かった
Hs「駄目だって！！あれ、な、無い…？ﾋｮﾝ…ま、まさかほんとに切ったの！？？」
『…何の話…いたたたた！』
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奏(プロフ) - ファニさん» コメントありがとうございます、実際どうなんでしょうね？笑 私の妄想内で好き勝手進むお話ですが楽しんでいただければ幸いです。またお暇なとき見に来てくださいね(^^) (2017年7月14日 16時) (
レス) id: 586618cfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - Pentagonのメンバーになったらこんな感じなんだなぁと、思いながら、 読ませてもらっています。 頑張ってください^^ (2017年7月14日 10時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2017年6月17日 11時
