君と送る徒然草～日常編～第4章 (ページ34)

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Special Halloween!!by SM ページ34

Se「え、Google？」
Ta「あ、そう！グール！！」
Se「は？」
Ta「何かね、人を食べるやつ」
Se「…東京グールね、マスクのやつか」
Ta「そう！似合ってた～クオリティ凄かったから写真一杯撮ったよ！」
Se「見せて」

タオに見せてもらった写真はピンクレンジャー扮するテミニヒョンと微笑む…誰だこれ、特殊メイクが凄すぎて最早誰かわからん

Ta「凄いよね～何かジョンイナ疲れきってたけど！」
Se「…そりゃそうでしょ、だってAヒョンと一緒にマリアさんに捕まったんだから」
Ta「まじ？あのゴリヌナヒョンに！？もがっ！」
Se「ちょ！何てこと…大声出すな！聞こえてたら真っ先に見捨てるからね！？？」

とんでもないことを叫ぶタオを張り倒して辺りを伺う
そう、2人を連れていったのはここいらじゃちょっと…いや大分有名な人だ

”イケメンを活かさないは死罪”をモットーに掲げる業界では超がつく有名なスタイリスト

彼…ゴホン！彼女はAヒョンの熱狂的なファンであり、かつAヒョンをブランドモデルに起用しているファッションブランドのプロデュサーでもある超お偉いさんなんだけどそんなこと一目見た瞬間吹っ飛ぶような強烈な個性がね…

見た目は中々のイケメンで腕も確かなんだけど…些か目に余る乙女な言動がたまに物議を醸すゴリゴリヒョ…あ、何か寒気が(震)生まれつき可憐なヌナです！(俺達は影でヌナヒョンと呼んでいる)

Se「いないか…はぁ、気を付けてよあのヒョン意外と地獄み「呼んだかしらぁ～？？？」おわぁっ！！」
Ta「あ、マリアヒ「何か言ったかしらパンダ野郎」…ヌナヒョン？」
「ふっとばすわよ！？？」

けらけら笑うタオはある意味最強
マリアヒョンは好みの顔してるらしいタオにはあんまり怒れないんだって～狡いよね全く羨ましくないけ「あらセフナは白猫？捻りもくそもないわね、まぁ猫らしく可愛げの無いとこはそっくりだけど！おほほ！」…羨ましくないもん

Ta「ヌナ、Aは？」
Se「まさか手出してないでしょうね」
「……出してないわよ！」
Se「何その間、やめてよヒョンにAヒョンなんて悪夢でしか無い…ってか犯罪だよ？」
「あら今からフルメイクしてあげてもいいのよぉ？その可愛くない口も少しは可愛くなるかしら」
Se「アイライナーが凶器にしか見えない」
「ったく…Aならもう来るわ、私史上最高の出来映えよ！！見たら私に平伏すことは間違いないわ！」

ヌナヒョンが無い胸を張ったところで会場がざわめいた