布団の外は危険!〜特別編 ページ14
さてさて話も弾んでお腹一杯になった皆さん、取り敢えず一休みしてからお昼からは親睦を深めるためにプールでBBQをやることにしました
お兄様方4人は食材や諸々の調達、お家の掃除は言うまでもなく綺麗担当のシウミンとマンネのダニエルがすることに
Sw「お、見送ってくれるの?」
『はい…おれのためにすみません』
Jy「いや丁度買い出しいかなきゃダメだったしね」
Jc「気にしないで、朝ご飯ありがとう。BBQなんて久し振りだなぁ…沢山買ってきますね」
『ありがとうございます、行ってらっしゃい』
「「「行ってきまーす」」」
エブロンをつけたままのAに見送られてにやにやしながら颯爽と出掛けたお兄様達、Aのこと気に入ったみたいですね?
全員を見送った後手早くキッチンを片付けたA、エブロンを外すと2階へ向かいます
Xi「まずベッド周り何とかして」
Dn「え、どれですか?」
Xi「お前には散らばってるグミの残骸が見えないの!?」
お気に入りの弟が来て調子が出たのか、ジャイアントマンネにてきぱき指示をするシウミン
しぶしぶお菓子を片付けるダニエルを見張りつつ自分も手を動かします
´
『ひょん…おれはすることある?』
Dn「!!A先輩!俺といっ」Xi「いいから手を動かせ」はぁい…」
『…手伝う?』
Xi「いや、ここで甘やかすのは良くない、それより洗い物してくれてたんだろ、お客さんなのにごめんな…ちょっと休んで?」
『んー…』
Xi「あ、ちょっと待って…ダニエルこれ洗濯してきてくれる?終わったらちょっとリビングで休んでもよし」
Dn「!!わーい!行ってきます!!」
Xi「俺も後から行くからそしたら家の掃除…ってもういねぇ」
何だかんだ朝から頑張ってたダニエル、漸くお許しが出てぱぁっと顔を輝かせると溢れんばかりの洗濯物を抱えて(全てダニエルの)颯爽と走り去っていきました
何やら続いた姑シウミンの言葉は彼に届かず…
あっという間に静かになった部屋、黙々とベッドメイキングを終わらせたシウミンは何も言わずとも集めたゴミを纏めてくれているAの手を引いてちょこんと座り込みました
Xi「ふぅ…A、ありがとう」
『ん?』
Xi「朝からお前が来てくれて、すっごい元気貰えた」
『えー?そんな、大袈裟だよ』
Xi「充分すぎるし…あー」
『…しうひょん、お疲れ様』
Xi「…お前は俺の癒しだよ〜」
そっと寄り添って頭を預けるシウミンとその肩を抱くAはもはや恋人のよう…禁断の世界覗いちゃった?
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作者名:奏 | 作成日時:2017年9月7日 17時