君と送る徒然草～日常編～第３章 (ページ44)

今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:71,909 hit

黒玉と兎の事件簿 N+Rv+Le(vixx) ページ44

N「2人はどんな関係！？」
Le「内緒」
Rv「何処で仲良くなったんですか？」
Le「秘密」
N「…今日は何して遊んでたの？」
Le「黙秘」
N「……ちょっと！何でお前が答えるの！テグナに聞いてない！ねぇA君！」
Le「煩い黙って食え…はいA、これ食べて」
N「酷い…」沈
『…ﾋｮﾝ、意地悪、駄目だよ』
Le「…うん、でも……Aと知り合ったきっかけとか…2人の秘密がいい」小声
『…そっか、そうだね』撫で
Le「//」擦り寄り
「「(どちら様ですか！？)」」

自然に手を伸ばしたA君にも頬を染めて大人しく甘受するテグナにも開いた口が塞がらない

テグナが友達を連れてくるなんてそれだけでも事件なのに？その友達がA君でしかも恋人かってくらい仲が良いのは何で！？A君ってあんな子なの？俺のテグナがあんなに可愛いなんて…知ってたけど！好き！どっきりじゃないよね！？俺だってあの中に入りたい！！(要は嫉妬)

N「間に挟んで欲しい…」
Rv「ﾋｮﾝ心の声漏れてる」
Le「…」引
『美味しい…えっと、ラビさんも食べます？』
Rv「あ、はい！」
『はい、あーん』
Rv「！？？あ、あー…」
Le「っA！！」
『ん？…あ、ﾋｮﾝも？はい、あーん』
Le「っ///」

嬉しそうにもぐもぐしてるシガを見て一瞬ふわりと笑ったA君は抗議しようとしたテグナにも馴れたような手つきでビザを食べさせている

寝起きだからなのか素なのかわからないが喋ってみると何やらふわふわしている彼
ステージや画面越しに見ていた静かで冷たい印象とは落差が激しすぎるギャップに心臓のどこかがきゅんと縮んだみたい

N「えっと年下だよね？ハギョンﾋｮﾝって呼んで！敬語はいらないから俺もAって呼ぶ！」
Le「はぁ？」
Rv「お、俺も…ﾋｮﾝって呼んでいいですか？シガって呼んで下さい！」
Le「だめ」
『え、や、でも…おれの方が後輩…』
「「いいの/お願いします！！」」
Le「だめだってば！！」

怒り心頭のテグナをシガに押し付け彼の側にさっと近寄る
正面から真っ直ぐ見つめられると長い前髪から覗く漆黒がきらきらと揺れて、切れ長の瞳は一見冷たそうに見えて俺を映すそこはほんのりと優しい熱を帯びていた

『なぁに、ハギョ二ﾋｮﾝ』
N「…A好き！」
「「っはぁ！？？」」
N「テグナは俺の嫁だけど！Aなら俺が嫁に行くよ！」
Rv「うっわ…堂々の二股宣言とか」
Le「頼むから消えてハギョナ」魔王の目

この日、波瀾万丈な俺の愛の物語は始まったんだ