君と送る徒然草～日常編～第３章 (ページ33)

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結局末っ子が一番強い件　(Pentagon) ページ33

でかい3人がぎゅうぎゅうになって覗き込むそれ、それはA先輩が来てくれたときに撮ったセルカ(ロック画面)と4人で撮った写真(ホーム画面)だった

Hui「俺のことも知っててくれたし(五角形のリーダー認識)努力が報われた、っていうか」
Yut「…他には？」
Hui「え？あー、ヒョナヌナの知り合いらしい。勿論俺達のグループの話もしたよ！A先輩めっちゃかっこよかった///」
Ws「…ずるい」ムスッ
Kn「…へぇ？他には？写真はもう無いの？」

矢継ぎ早に質問をぶつけてくる弟達に浮かれてよくよく顔を見てなかったのが悪かったのか、気が付けば俺は目が全く笑っていない３人に囲まれてソファに一人追い詰められていた

Hui「同い年だから敬語はいらないって…//こ、ここはチング目指して…！」
Kn「何言ってんのだめ」
Ws「最初に仲良くなるのは俺だし」
Yut「…俺、A先輩には運命を感じるんだ」
Hui「…ん？、お前らちょっと近…っていうか顔が怖いんだけど…ユウトお前そんなキャラだった？」
Ws「まさか連絡先とか…」
Hui「え、いや…」
Kn「ないでしょ、Aヒョンは初対面じゃ連絡先交換してくれないって有名だし…あ、まさかヒョン２回目…！？」
Yut「…俺達に黙って会ってたり…してないよね？」
Hui「してない、してないからユウトその手に持ったごみ袋降ろして何する気！？？何お前らそんな…いや知ってたけどそこまでなの！？」

Side Ed

Ed「…」

リビングから漏れる声に俺は戦慄を感じていた
マンネラインがAヒョンに嵌まり込んでいたのは知ってたけど彼処までとは…わかるけど、今日1日で負けないくらい嵌まったから気持ちはわかるけど！

Aヒョンが俺が好き//っていう話題に未だ触れてないから良いものの、間違いなく次にああなるのは俺…追及はもっと酷い筈

Ed「Aヒョン…普通交換しないんだぁ…//」嬉

携帯の画面に踊るカカオの通知の文字、そう、俺はAヒョンの連絡先をゲットしていた

今日１日でヒョンに惚れ込んだ俺は出ていった後をこっそり追い掛けて走り書きしたIDをダメ元で渡したのだ、結果はご覧の通り

Ed「(グッジョブ俺)…何て返そ…いやその前に逃げる準備しよ」

弟達が駆け込んでくる前に、俺はそっと作業場へと向かったのだった

(ジーンズが逃げた！)(ジーンズヒョンめ…)(まだ遠くには行ってないはず…ジーンズを追え！！)
(…何してんのお前ら)(誰かのズボンが盗まれたの？)(…ていうか何でリーダー死んでるの？)